雷雲の中、天界に行く途中で私は貴女と初めて出逢った。最初は雷をまとい迫ってくる姿に恐怖し、貴女のいる雲の中に行くたびに恐怖心を抱えていた。でも、そう考えながらも、いつの間にか心の中では少しずつ貴女に逢いたいという想いが芽生えていくのを感じていた。「貴女の姿を見たい。」それでも、貴女は容赦なく私に雷を落とし、袖を振るってきた。その度に新しい恐怖が生まれた。でも、それ以上に貴女に惹かれていく自分がいた。貴女のその優雅な振る舞いや高貴な姿は私の憧れとなっていた。
あなたは初めて私と出逢った時のことを覚えていますか?
雷雲の中であなたは天界に行こうとしていましたね。何度も注意したのにそれでもあなたは聞かず、いつも力ずくで帰ってもらっていました。それでもあなたは何度も天界に行こうと雷雲を通り、その度に黒コゲになって下界に戻って行きました。
でも、私は心のどこかであなたが来るのを心待ちにしていたのかもしれないです。
あなたは初めて私と出逢った時のことを覚えていますか?
雷雲の中であなたは天界に行こうとしていましたね。何度も注意したのにそれでもあなたは聞かず、いつも力ずくで帰ってもらっていました。それでもあなたは何度も天界に行こうと雷雲を通り、その度に黒コゲになって下界に戻って行きました。
でも、私は心のどこかであなたが来るのを心待ちにしていたのかもしれないです。
貴女と共に戦える時が来たとき、私は貴女が全力で戦えるために符をすべて集めて貴女についての知識を身に付けた。そして一度も負けることなく、貴女の話を終わらせた。その時に、これからも貴女と戦っていきたいと思った。
あなたが私と共に戦うようになった時、ぼろぼろになりながらも「衣玖さんが全力で戦えるように」と私のカードをすべて集めてくれましたね。
初めてとは思えないくらい息があって、総領娘さまにも後れを取らずに、結局一度も負けずに私の話を終わらせてくれました。
「この人が私のパートナーならいいのですが…」
そう…思っていました。すぐにあなたは私から離れていくと。だから、あなたが私と共にこれからも戦っていきたいと言ってくださったときにはとてもうれしかったのですよ。
あなたが私と共に戦うようになった時、ぼろぼろになりながらも「衣玖さんが全力で戦えるように」と私のカードをすべて集めてくれましたね。
初めてとは思えないくらい息があって、総領娘さまにも後れを取らずに、結局一度も負けずに私の話を終わらせてくれました。
「この人が私のパートナーならいいのですが…」
そう…思っていました。すぐにあなたは私から離れていくと。だから、あなたが私と共にこれからも戦っていきたいと言ってくださったときにはとてもうれしかったのですよ。
始めは、まったく勝てなかった、いつもいつも一方的にやられ、ひどい時には完全に敗北する時もあった。その度に貴女はつらそうな顔をしながら、大丈夫だと言い、私に心配を掛けまいとしようとしていた。その言葉を聞くたびに私は自分のふがいなさを恥じた。そして、もっと強くなりたいと思った。貴女に守られるだけでなく、守っていけるようになりたかった。
それでも始めは負け続け、完全に敗北することがあった時もいつもあなたは謝っていましたね。私の体を気遣ってくれていたのは嬉しかったのですが、あなたのそのつらそうな顔を私は見たくはなかったです。あの時ほど、私の能力を呪ったことはありませんでした。
それでも始めは負け続け、完全に敗北することがあった時もいつもあなたは謝っていましたね。私の体を気遣ってくれていたのは嬉しかったのですが、あなたのそのつらそうな顔を私は見たくはなかったです。あの時ほど、私の能力を呪ったことはありませんでした。
それから、ただひたすら練習することが多くなった。もう貴女のつらそうな姿は見たくない。ただそれだけを思いながら…。その気持が届いたのか、ある日に初めて勝つことができた。戦いの内容は覚えていない。ただ、終わった後の貴女のねぎらう言葉、嬉しそうに微笑む顔は今でも鮮明に思い出すことができる。初めて貴女と共に一歩を踏み出せた瞬間だったから。
私はあなたがただひたすらに練習されているのを見ていることしかできなかった。私には、なにもできなかったから。だから初めて勝てたとき、勝敗よりもあなたの頑張りが実ったことが私には嬉しかったのです。そのときのあなたの顔、子供みたいでかわいらしかったですよ。
私はあなたがただひたすらに練習されているのを見ていることしかできなかった。私には、なにもできなかったから。だから初めて勝てたとき、勝敗よりもあなたの頑張りが実ったことが私には嬉しかったのです。そのときのあなたの顔、子供みたいでかわいらしかったですよ。
戦って、勝ち、負ける。そんな日々を送っていた。徐々に貴女を支えることができる存在になってきていられると思った。その頃からだろうか、貴女への尊敬、憧れの気持ちがある「想い」に変わっていったのは。貴女のことを想うことが日ごとに多くなっていった。同時に、もっと貴女と共に高みにのぼっていきたいとも思った。そうすればこの気持ちを伝えることができると思って…。
それから、時間が過ぎるごとに、あなたの優しさ、真面目さ、そして少しおかしなところ。「あなた」を少しずつ理解するたびに私はあなたに惹かれて行きました。気が抜けると、いつの間にかあなたのことを考えるような日々が多くなっていきました。でも…私は妖怪ですから、そのことは考えないようにしていたのですよ。
それから、時間が過ぎるごとに、あなたの優しさ、真面目さ、そして少しおかしなところ。「あなた」を少しずつ理解するたびに私はあなたに惹かれて行きました。気が抜けると、いつの間にかあなたのことを考えるような日々が多くなっていきました。でも…私は妖怪ですから、そのことは考えないようにしていたのですよ。
不意に、壁が立ちふさがった、ある日を境にまったく勝てなくなった。どんなに対策を講じても、どんなに動きを見つめなおしても、勝つことができなくなった。貴女に近づくためには勝つしかないと思っていた私は、ただ焦っていた。ただ勝つことだけを目指していた。そんな中、私は忘れていた。私は貴女と「共に」戦っていることを。今の私は貴女を苦しめるだけの存在となっていた。私は、貴女に謝った。それでも、貴女はいつもの笑顔でただ、「頼りにしています。」と。その言葉はとても優しく、そしてとても深く、私の心に刻みこまれた。
でも、ある日を境にあなたの表情が少し変わりました。難しいというか、痛々しいというか。そのときから負け続けばかりでしたね。…とても心配したのですよ。いつもあった会話もなく、目すら合わせてくれなくなって、私の方から何があったのか聞きたかったのですが、さらに避けられるようになるかもしれないと不安を胸にしまうしかなく、とても心細かったのですよ。だから、あなたがいきなり謝ってきたときには少し驚かされましたよ。私は、あなたを信用しています。あの時に言った言葉はまぎれもない私の本心です。だからこそ…あなたも少しは私を頼ってください。あなたの力になりたいのです。
でも、ある日を境にあなたの表情が少し変わりました。難しいというか、痛々しいというか。そのときから負け続けばかりでしたね。…とても心配したのですよ。いつもあった会話もなく、目すら合わせてくれなくなって、私の方から何があったのか聞きたかったのですが、さらに避けられるようになるかもしれないと不安を胸にしまうしかなく、とても心細かったのですよ。だから、あなたがいきなり謝ってきたときには少し驚かされましたよ。私は、あなたを信用しています。あの時に言った言葉はまぎれもない私の本心です。だからこそ…あなたも少しは私を頼ってください。あなたの力になりたいのです。
今、私は貴女と共に緋想の道を歩んでいる。決して楽な道ではないが、つらくはない。独りではないのだから。この道の先には、有頂天がある。いつ辿りつけるかわからないが、いつか辿りついた時にはこの想いを伝えたい。その時には貴女は笑ってくれるだろうか。
今、私はあなたと共に緋想の道を歩んでいます。決して楽ではない道ですが、つらくはないです。あなたと一緒ですから。この道の先には、有頂天があるはずです。いつ辿りつけるかわかりませんが、二人でなら辿りつくことができます、きっと。その時には本当の気持ちをあなたに伝えましょう。たとえ妖怪でもあなたは受け止めてくれますか?
今、私はあなたと共に緋想の道を歩んでいます。決して楽ではない道ですが、つらくはないです。あなたと一緒ですから。この道の先には、有頂天があるはずです。いつ辿りつけるかわかりませんが、二人でなら辿りつくことができます、きっと。その時には本当の気持ちをあなたに伝えましょう。たとえ妖怪でもあなたは受け止めてくれますか?
いつか、この言葉が言えるだろうか、誰もいないこの場所で私はつぶやいた。
私は誰にも聞かれないようにそっと呟いた。
私は誰にも聞かれないようにそっと呟いた。
「愛している、衣玖」「愛しています。理玖さん…」