綿流し

ゲーム『ひぐらしのなく頃に』の舞台となる雛見沢村で、毎年6月の第3〜4日曜日を選んで行われる祭り。

冬の終わりを喜び、寒さを凌ぐために使ってきた布団やどてら(主にその中に詰まった綿)を、古手神社の巫女である古手梨花による奉納演舞を捧げて供養し、祭事用の鍬で裂いた布団の中の綿を千切って沢に流す。
ただし、昔の雛見沢村が鬼ヶ淵村と呼ばれていた頃における「綿流し」は、現在の定期的な祭りとはまったく異なる凄惨なものであり、村の支配者や掟に逆らう者の腹の腸(ワタ)を引きずり出す拷問さながらの行為がなされており、それが綿流しの由来とされる。

(以上Wikipediaより転載、改変)

作中では4年前(昭和54年)から綿流しの晩に一人が死に、一人が行方不明になる事件が起きている。
犠牲者が、かつて雛見沢一体を沈めてダムを作ろうとした計画の協力者であることから、人々から村の守り神である「オヤシロさまの祟り」と呼ばれている。
そして5年目である昭和58年には富竹ジロウが死に、富竹の恋人の鷹野三四が焼死体で発見される。
これが俗に言う時報である。

ニコニコワールドでも毎年綿流しの晩に一人が死に、一人が行方不明になる事件が起きているらしい。ただし原作と事件の内容が異なる。
原作では
  • 昭和54年、ダム建設現場の監督が作業員6人に殺害される。うち5人は逮捕したが、1人だけ行方がつかめず全国へ指名手配中。
  • 昭和55年、北条沙都子の両親が旅行先で転落。母親の遺体は上がらず行方不明。
  • 昭和56年、古手神社の神主(古手梨花の父親)が突然病死。その妻が遺書を残しあとを追うように沼へ身を投げたが、遺書は紛失し遺体も見つからなかった。
  • 昭和57年、北条沙都子の叔母が何者かに殺害される。数日後北条沙都子の兄が失踪する。
  • 昭和58年、富竹ジロウが死に、鷹野三四が行方不明、あるいは焼死体で発見される。
ニコニコワールドでは
  • 2521年、とある屈強な男が、鋭利な刃物で貫かれ、その年に、行方不明になっていた若い男が全身の血を抜かれた状態で発見された。
  • 2522年、神社の神主さんが原因不明の奇病で急死、高校生くらいの男が旅行先で崖から後ろ向きに転落。
  • 2523年、身元不明の焼死体が発見され、そして小学生くらいの少年が森の中で行方不明になった。
  • 2524年、男性の死体が首から上を切断された状態で発見され、まだ頭が見つかっていない。そして死んだ男性と同じ年格好の女性が失踪。
  • 2525年、何か事件が起き(雛見沢村の崩壊のことか)、富竹ジロウが気が付くと魔王城に幽閉されており、北条沙都子が行方不明になる(富竹と同じ目に遭った)。レナも戻ってこなかった。

尚、第十四幕での回想シーンは、原作で富竹ジロウと鷹野三四が前原圭一にオヤシロ様の祟りについて説明した場面の再現。
原作通りなら、富竹の隣に立っている金髪の人物が鷹野三四である。

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最終更新:2009年05月30日 23:46
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