アリゼー
「カストルム・オクシデンスの地下と似ている・・・・・・。
どうやら、かなり地中深くまで来たようね。
見て、あの筒状の装置。
上の階層にあったのと同じものだわ。
でも、こんな場所にまで・・・・・・?
中はよく見えないけれど・・・・・・
あの中には「キメラ」が入っているのかもしれないわ。
あなたが倒してきたような、ね。
古代アラグ文明は、キメラの生成に長けていたと言うわ。
・・・・・・ゆえにダラガブ内には、無数の化物が巣喰っていた。
蛮神「バハムート」の封印を外敵から守るためにね。
装置の中で生き続けるキメラ・・・・・・。
・・・・・・ネールの言った「愛し子ら」とは、
キメラのことなのかしら・・・・・・。
考えをまとめるのは、無事に帰還してからね。
・・・・・・今は先へ進みましょう。」