アルチュリュー
「火の番なんてさぁ・・・・・・地味でヤだなーって思ってたけど、
外を巡回させられるのに比べりゃ、幸せってもんだぜ。
ふ~あったけぇ~。
風が荒れたとき、かがり火を点検するのが面倒だけど。
・・・・・・そうだ、あんた、砦内のかがり火を見てまわって、
消えてるのがあったら、火を点けてきてくれねぇか?
少し前にすっげぇ寒風が吹いてさぁ・・・・・・頼むよ。
火を点けるには、この「小さな火種」を使ってくれ。
じゃ、よろしくな。う~さみぃさみぃ。」
アルチュリュー
「終わったみたいだな、ありがとよ。
明かりにもなるし、暖もとれるかがり火は、
この風雪の中じゃ、欠かすことのできないものさ。
火の番ってのは、案外、重要任務なんだぜ。
・・・・・・地味だけどな。ふ~あったけぇ~。」