0413 短く
まとめるつもりが長々と続いてしまいそうだったのでとりあえず「
僧侶と魔物」、一区切りうpしました。次でこの章終わる予定。予定。伴って今までアップした分の時間の糸は、一括で1にまとめました。
0412 おおなみこなみ
波と言うものが生活の中で確実にあって、それが割と文章にも当てはまる気がします。たとえば、
●↑書きたい
●↑書きたいけどまったく興が乗らない
●↑興が乗って書きたい気持ちはあるが、下斜め四十五度から抉る文章を読んでしまってそれどころじゃない。床の上にいる
●↑書きたいとか書きたくないとかそれ以前に登山にでも行きたいそうだ京都行こう
●↓ぐだぐだしながら本を読みたい
●↓とにかく暑くてイチャイチャよりも水風呂に入りたい
のように、上に行ったりしたに行ったりウロウロとしているバイオリズムですが何が言いたいのかというと、ボクとヒモばかり進んでしまって申し訳ないです。よぅじょとオッサンはどうした、とか心の小人さんが喚いていますが今矢印の向きはまったくファンタジーしていないファンタジーに向いています。なんかもっと大魔法とか使えっていう。召喚魔法でドラゴンを呼んで、「ば、ばかな……!あれは伝説のテュポーン?!」とか言えっていう。あと魔王とか出てきて世界を滅ぼしてやるグハハハって王女さらって行けっていう。空中要塞とか発動しちゃって、「私の力のすべてをこの一撃にかける!!」とかあまりの防御壁魔法の強さに目の色が黒から金色に変わっちゃって、そこで初めて秘めた恋心を抱いていたヒロインが主人公に告白しろっていう。
どうでもよいような日常のゴタゴタを書いていてはたしてこれでよいのかとか、でも書いている自分は楽しいのでますます申し訳ないというか、なんか僧侶と魔物半年以上興が乗らなくて放置してなかったっけ?とかあとなんでアーロンさんあんなに禁欲的なまでに格好いいんですかとか。
花見にでも行って、アーロンさんに罵られながらクレド兄さんを酔いつぶれさせてみたいです。アーロンさんザルっぽそうだし、逆にクレド兄さん下戸オーラ全開過ぎて生きているのが辛い。あいかわらずの二次乙。デビルメイクライ猿のようにやっているだろうって思われていそうですが、クレド兄さんの章まで到達して以降、現状に満足してしまいまったく起動させていません。ダメ人間め。
0411 記憶でかこう
アーロンアーロン言ってたらなんとなくまだ覚えているか気になったので記憶で書いてみた。
そのあと公式のアーロンさん見たらあまりに格好良すぎてもだえた。ヤバイ。宇宙ヤバイ。
0410 遠くまでずっと見つめていてね
関東では桜が満開、だとかここ数日が名残り、だとかテレビで連日散りゆく桜を惜しむように報道されていますが、越後は相変わらず雪がちらついています。というかウメすらまだ咲いていません。このあいだようやく蝋梅がほころんでいました。どんだけ開花遅いの、というかゴールデンウィークに持ち越しそうな勢いです。雪国の本気を見た。
しかしいつのまにか、毎日のように空をアッオーアッオーと鳴き交わしながら飛んでいた渡り鳥も姿を消し、少しずつではあるのだろうがああ確実に春に向かっているのだなぁと感慨深いです。彼らは無事にロシアに辿り着くことが出来たろうか。
ところで渡り鳥といえばとても気になることがひとつあるのですが、白鳥だとか鴨であるとか、ああした水鳥系は渡過するというのはわかる。しかしなんとかワシという名前も忘れてしまいましたが、ロシアと日本を往ったり来たりしている鷲がいるそうで、そのひとらはいったいどのようにして海を渡ってくるのでしょうか。どう考えても草臥れたからと言って海に浮かべるようには思えん。彼らの滑空速度がいったい時速何キロなのか判りませんが、その間不眠不休で飛び続けるのでしょうか。それとも鷲や鷹や、ああしたはばたいで前進するというよりはどちらかというと風に乗ってナウシカのメーヴェのように進んでいく鳥と言うものは、実はそうたいして膂力を使わないものなのでしょうか。それにしたって途方もない距離のように思います。人間が、パラグライダーで鳥と同じ距離を飛べと言われたらまず音をあげそうです。生き物と言うものの力強さに感嘆します。
ところでまったく話が変わるのですが、この間の土曜日わりと早く目が覚めたので何気なくテレビを付けたらワンピースを放送していました。ワンピースも初期のころはかなり熱く燃えたのですが、グランドラインというものに突っ込んでから徐々についていけなくなり、空島から帰ってきたあたりで単行本を売ってしまい、だからつまり16巻くらいまでが私の知識です。空島まで含めるともう少しいっているかもしれません。
その後も友人から展開を話伝手に聞いたりしていたので、なんとなーく流れは判るような判らないような、サンジが千と千尋の水上列車に乗ってたとか、ロビンがい“ぎだい”!て鼻水垂らして叫んだとか、ヒツジの船が唐突にしゃべったとか、ナミの髪の毛がいきなり伸びていたとか、エースとかいうお兄さんがでてきたりいなくなったり死んじゃったりしたとか、まぁそんな知識です。
で、ああ懐かしいなあと思いながら眺めていたのですが、どうも魚人島の昔話回のようでした。ジンベエとかそう言えば昔名前だけでてきたね。魚人海賊の親分とか、そう言う話だったね。ああ、ジンベエってこんな顔してたのね。
しかし私が言いたいのは、ジンベエの顔であるとか、どうしてジンベエが海賊になったかだとか、王さまでけェとかそういうことではなく、ひとえにアーロンかっけぇのひとことでした。え、なに。アーロンさん8巻で出てきたときから昔の黒い帽子のファッション
大好きだったんですが、それが全開で出てくるとかどれだけ色気ふりまけば済むのって言うかその胸の刻印触りたいっていうかアーロンさんになら割と本気で抱かれてもいい。この間妹が結構な本気顔で、ダウニーJrが目の前にいたら人の目も気にせず抱きつくと言っていましたが、それなら私はアーロンさんに抱きつきたいです。二次乙。そうして、きゃーアーロンさーんって飛びつこうと走り寄ってうるせぇこの下等民族が失せろとか罵倒されたい。あのものすっげぇ身長差で見下ろされたい。ちなみに私がワンピースで好きだったキャラクターと言うのは、
赤髪団の眼鏡と帽子>>>
赤髪団の船長と副船長(お客様申し訳ありませんがセットメニューです)>
アーロンさん>ギンさん>
ウソップ>>超えられない壁>>そのほかの人たち
でしょうか。
マイナー路線まっしぐらなのはお察しください。
何編だったか名前忘れましたが、ビビちゃんの王国を取り戻す編、あれたぶんコザだったかコパだったか、そういった名前のサングラスイケメンに人気があったような気がしますが、ビビちゃんを守る人たちの中で一等に好きだったのは、王さまの冠被ってて「バイバイベイビー」って言ってたミスター……9?7?7はオカマ?いや違うなオカマはアヒルの衣装着てたから2?
まぁそれくらいドマイナーなあのいきなり最後に男気見せたあのひとです。その後とか書かれてないですが、死んでしまったのだろうか。爆弾背負って太陽のイカロスした鳥人間の部下は生きのびてあの王さまコスプレのひとは死んでしまったんか。どこかでその後とか書かれているのでしょうか。
0407 I was born.
あなたが生まれたときあなたは泣き 皆は笑った
あなたが死ぬときは皆が泣き あなたは笑う
だのにずっといっしょにいたいのだと
0404 エイプリルフールとかとんと忘れとった
風がすごいとか書いていたらあの後停電しました。ろうそく点け続けるのももったいないので、寝ました。
日本海側も昨晩はものすごいことになり、瞬間風速40メートル越えとか、そんななかで停電復旧作業をしてくださった作業員の方に本気で頭が下がります。朝起きるとふつうに電気が使えるようになってたとか、ありがたいです。
0403 ふきすさぶ風の
そこですか!いかがですか!
思えばあのころから神父はツボだったんだなって思いました。
いいいいいいい家が風でゆれておるるるるるるr
0401 もいっちょ
拍手絵+1追加しました。
パチパチいつもありがとうございますm(__)m
0331 気持ちのいい連中じゃった
拍手絵更新しました。今はこれが精いっぱい的な。昨日カリオストロ見ただろ的な。ヤツは大変なものを盗んでいきました。
0330 ニーーーロ!
昨日荷物を片づけていたら、段ボールの箱の底からデビルメイクライ4がでてきました。去年引っ越すときに半ちゃまから借りたままになっており、
「返すよ」
と言ったところ、もう引っ越し餞別で上げます、といわれてもらったものです。しかしちゃまは、ベヨネッタはしっかり回収していきおった。どれだけアハ~ンが好きなの、という話ですが私は大好きです。
で、久しぶりにやってみるかという気になりとりあえずPS3起動したのですが、PS3のハードにインストールする形のゲームなので、もともと独り暮らしのときに使用していたPS3ちゃんは家においてきてしまっているのです。J君のPS3ちゃんにあらためてインスコしていったのですが、思えば以前一度自分のゲームセーブデータも、PS3の不調によりほかにデータ移すことなく初期化して、ハナからやり直した記憶があり、つまり何が言いたいのかというと、
どれだけ私はクレド兄さん好きだよ
っていう話です。何度最初からやり直す気なのかと。そうして何度腰とフトモモに燃えたら気が済むのですか。
しかしチープと言われようと、お約束と言われようとこのムダに厨二通り越してスタイリッシュになっちゃってるダンテといいネロといい嫌いじゃない。でもってやっぱりお約束のわりとネロが純情、ってのも嫌いじゃないです。強い男がなにか一点にだけはとても弱いというのはかなり私の滾るポイントで、もうそれだけ見ててニヤニヤできる。できる自信があります。
でもって以前はツマづかなかった、ミッション4のカエル悪魔でつまづいたりしている。しかしこれを通り過ぎねば兄さんには会えず、これが生みの苦しみというやつですね相当違いますね。
0328 知人より
メールが来て、
「ちょっとここのサイト笑えるから
花守りで入力してみ」
て言われました。
こんなの。
習うより慣れろ。さっそく兄さまと猫さんいれてみたのですが、
さすがです兄さま。パネェ。
ついでにファンタジー姓名診断というのも続けてやってみました。
長い裾が割れるたびにノーパン下半身が見えるのか……。
パンツとは思っていなかったですがせめてフンドシ的な何かは締めていただきたいです。
あと、個人的にびっくりしたの↓
5分で書きなぐろうの会
0327 一触即発
むかし、どこかのラジオ番組で、
「ケンカをするときに脳内に音楽はかかるか」
だとかいうどうでもいい特集をやっていました。リスナーから寄せられたお手紙の中で個人的にツボに入ったのは、ロッキーのテーマでしたが、ロッキーの場合、いきなりサビの部分から来るのか、それとも前奏部分から徐々に高まるのか気になる。どちらにせよ絶対に勝ちそうです。
で、私は音楽がかかるのか、かかるとしたらいったいどれほど勇壮な音楽がかかるのだろうかと思っていました。自分を高める音楽。できたらメタルかパンクでもかかればよいと思っていました。しかしこの間布団の上げ下ろしについてJ君と論争が起きたとき、私の中で即座にかかった曲は、ロッキーでもメタルでもパンクでもなく、トトロのエンディングテーマでした。なぜトトロ。自分でも口げんかしながら脳内トトロに笑ってしまい、笑ったことによりますます、
「険悪な雰囲気だというのになぜ笑うのか」
なぞという、もう全く当初の布団とは関係のないことで38度線が引かれることになりました。しかし私もさすがに冷戦勃発の最中に、
「今トトロが頭の中で流れててね」
とは言えなかったです。どうせ流れるならそのまま猫バスでも迎えに来ればよかったのに。
猫バスと言えば、この間ユカちんがジブリ美術館にいったらしく、お土産をいただきました。お土産が入っている紙袋が、マンマユートの団長で、ヒゲが素敵すぎてときめきます。ヒゲに見入っている私に、
「これもいる?」
といってユカちんはさらに紙袋を付けてくれました。ありがとう。ありがとう。
0326 ぐうぐう
この一週間というものとにかく眠くて眠くて仕方がありません。布団にもぐればいつまででも寝ていられる。春眠暁を覚えずというが、暁どころか正午も黄昏も覚える気がないようです。先週二日間で三県を二往復するということをヤラかしたので、その疲れかなとも思っていたのですがそれにしたって眠くなりすぎではないのか。
さすがに寝てばっかりでも困るので、六時に起床しておりますが、それにしてもぼんやりしすぎ。困ります。
眠いと言えば、いつからだったか気付けばマナーモードの振動で起きられるようになりました。眠りが浅くなったのでしょうか。昔、学生時代の頃、眠いだとか起きたくないだとかそういう問題ではなくて目覚まし時計の音が本気で聞こえんかった。休日に友人と駅で待ち合わせをしていて、その友人から、
「待ち合わせ時間とうに過ぎているのに来ない」
と心配の電話で起きる始末でした。これはいかんと反省し、一念発起しおそろしくバカでかい音を立てる目覚ましを二台購入し、しかも枕元ではもしかすると止めてしまうかもしれないので、タンスの上と棚の上と、起き上がって布団から出なければ止めることのかなわないてっぺんにおいて眠りに就きましたが、次の休日の昼過ぎには友人からの電話で起こされていました。いつ止めたのか記憶にすらないです。
思えばそれほど深い眠りを昔はしていたのですね。眠りが浅くなってくるというのは、要するに老化に向かっているからなのでしょうか。そのうちご飯を食べて七時半には寝だすのでしょうか。夜の十時から二時の間に、お肌の潤いを保つ成分が生産されるのだと聞きました。とすると、そのうち老化に進んでいるはずの私はツヤツヤになって生まれ変わっているに違いないです。
0323 -x-=+
どこかに出かけると必ず雨が降る。この間は横浜の方にふらと出かけてまいりましたが、実に冬のような雨とからっ風で、スプリングコートを気取って来ていった私は死ぬかと思いました。そんで、横浜住まいの友人に、今横浜に来ている、というようなメールを送るとすぐに相手からは、
「ああ、だから雨なのか」
という返信が送られてきました。あと、こないだ三月に関東へ行ったときには、新潟は雪が降っていないというのに関東はものの見事に雪で、別の友人からは、
「りょうさんがきたから雪になった」
と苦情のメールが寄せられました。周囲を納得させるだけの雨女ってもう開き直るしかないです。だから私が結婚式を挙げるとしたら当日にはきっと雨が降り、来賓の言葉で必ず、
「雨降って地固まると申しまして」
の言葉が出る。きっと出ると確信があります。
北海道へ旅行に行った時も地元の人間が驚くほどのものすごい降水で、トマムという窪地へ出かけるときは一部道路が封鎖されていました。七月末の話です。こんな雨がこの季節に降ったのを見たことがないと、地元の人間が口をそろえてそう言い、もちろん雲海は雨で吹っ飛んでいました。コロボックルのいる森も、ケンとメリーの木も、バケツをひっくり返したような雨の中で見たような見なかったような、ラベンダー畑も紫だったのかどうかすらはっきりしません。吹きすさぶ中で意地になってラベンダーソフトクリームを食べました。とても寒かった。しかしあんな雨だとコロボックルも出現するとかしないの問題じゃあなくて、きっと雨で流されそうな我が家にヒヤヒヤしていたと思います。
それから私は牧場へ向かう車の中で、どうか山道がいきなり崩れて落下しませんように、もし崩れて落ちても、制限速度超過でぶっとばしているJ君はともかく私は助かりますようにと天に召します神さまに内心割と本気でお願いしました。通り抜けた直後にその道まで雨のため封鎖とかシャレにならなかったです。そうして、死にものぐるいで抜けたその先で、トウカイテイオーとディープインパクトをじっくり鑑賞し、さっきの自分勝手な願いもどこへやら、
「見れてよかったねェ。来た甲斐があったねェ」
なぞと言ってニヤニヤしました。
しかしじゃあその死ぬ気で駆け抜けた先で見たトウカイテイオーをよく覚えているかと言えば、一瞬雨の上がった牧場で、厩務員さんに牽かれてのんびりゆっくり歩いているテイオーのことはあまり覚えておらず、ただテイオーに払っても払ってもアブがしつこくまとわりついて、厩務員さんが素手でバチンとテイオーの尻とともにアブをつぶし、結構な力で尻を叩かれたはずのテイオーはどこ吹く風だった、だとか、アブがすごく大きくてさすが北海道サイズだと納得したとか、そういうどうでもいい記憶だけがあります。二年前の話です。
すこし前まで強烈な念力を持つ晴れ男か晴れ女とお友達になりたいと思っていました。で、どこかへ行くときはその人を同行させたら何とかなるんじゃないかと思っていました。
今はいっそ、同じような雨男か雨女と友達になりたいです。一緒にどこかへ出かけたらもしかして数学のマイナスとマイナスの掛け算のように転じてプラスになるんじゃないか。そんな非科学的な実験をしてみたい。そんな風に思います
0322 どうしようもなく
短編うpしました。ただつれづれにいちゃこらやらかしているそんな日常も好きです。好きだと口にした方が負け。レイディさんはハナから負けている気もしますが、そういえばまったく主従の「主」していないことに最近気が付いたてへぺろ。
0321 君を連れて
昨日、道を歩いていたらてんとう虫が一生懸命道路を横断しておりました。どん詰まりの路地であったので、交通事故の心配はまずないが、ぜんたいどうしてヤツはこのねずみ色のアスファルトの上をいそいそと歩く気になったのかと思わず足を止めて眺めてしまいました。あのひとらの体長は、私の千分の一になるでしょうか。それとも万分の一になるでしょうか。どちらにせよ、あのひとらから見たら私はガリバーよりもっと大きいに違いないです。
てんとう虫というものは名前の通りおてんとうさまの虫という意味だそうで、上に向かって登っていく習性があります。今度もし風に乗ってぷぃぃんと体のどこかに止まったら、指を上に向けてみるといいです。いったいどういうセンサーが付いているものかわかりませんが、実に見事にとがらせた指を感知して、その指先から滑空してゆかれる。野っ原においてもその習性は変わりません。つつじの枝先だとか、ハルジオンのてっぺんとか、尖ったところ、細いところ、おてんとうさまになるべく近いところからぷぃぃんと飛んでゆかれます。
だから、平面のアスファルトの上ではヤツは離陸する気にはなれないらしく、とりあえずどこか先端を探して進んでいました。
しかし、あの私の千分の一か万分の一の体が道路を渡りきるにはかなりの時間がかかり、丁度駅からちんたら四十分ほどかけて帰ってきたところだったので、あのてんとう虫にしてみたらこの道路の幅は私の駅からここまでと同じくらいかもしれないと思いました。だとすると、駅まで仮に彼がいったらそれはどんな大旅行になるのか。しかしそこまで考えて、旅行だとか考えるノウミソが彼にあるかどうかはともかく、家と言うものを彼は持たないのだから、旅だとか出かけると言った感覚もないのだなと言うことに気がつきました。
帰る場所があるからどこかに出かけるという言葉が対になってできるのですね。
0317 二泊ほど
横浜の関内とか石川のほうへ出かけてきます。最近太平洋プレートさんが妙に元気で、若干不安です。目上の方と一緒なので、とりあえず万が一の高台のチェックだけはしました。いざと言うときはその方背負って走ろうと思います。
0314
0313
あなたの胸にこの身を任せ私は死んでいこう
0312 毎度毎度
色味についての更なる考察ですが、海外へ旅するたびにああもっとマジメに英語の授業を聞いておけばよかった、ナチュラルな英語が話したいとかそんな高望みは言わないがしかしせめて空港内で発音正しいうつくしい英語アナウンスが流れて居る時に、なんで発着便が遅れているかの理由を聞き取れる程度の英語力がほしかったといつも思います。
で、殊勝に第二の勉学だ、とか言って英会話に通ったりする。
しかし飽き性の私はせいぜい半年通えばいいほうで、そうして通うたびにやはり思うことは、日本語とはなんて美しい言語なのだろうとしみじみ思うのです。色とか。
日本語がうつくしいといったところで、私の和学力なんておそらくダンゴ虫クラスですが、たとえば英語教師に何色がすき?って聞かれます。萌黄色ですと答えると、それって何、といわれる。春の、まだ枝から芽吹きたてのさわると傷ついてしまいそうなほどやわらかな葉のなんとも黄色とも緑ともいえないあの色なんですと、五分ほどかけて和英辞書と格闘しながら説明すると、ああ、グリーンだねって納得されました。
グリーンは好きです。しかし私がすきなのはあのぽやぽやと薄霞のかかる山全体のえもいわれぬ風景で、グリーンなんてひとまとめにしちゃった色じゃあないのです。しかしそれを説明する英語力も、仮に説明できたところでじゃあそれに匹敵する英語の色も知らないので、結局グリーンということで話が付きます。そんで、実に日本の色と言うものは深い味わいだなぁと毎度思う。
桜色とか。
たぶんそれ以上の表現をもたない。遠くで見た群生は濃いピンクにも見えてしかし近付いてはらはら落ちる一片を受けると微妙な白でもあるような、結局桜色ってきっと桜色でしかないのだろうなぁと思います。他に表現の方法がご先祖様は考え付かなかったに違いない。
そう思って周りをじろじろ見回すと、実にうぐいす色だのたんぽぽ色だのいろんな色が出てきて、こないだ漢和辞書しらべてたら馬の毛色ごとに漢字が違いました。あれには驚いた。いまでこそ栗毛、とか葦毛、とか佐目毛、でしかないみたいですが、実に馬編の見事な漢字がでてきよる。
ご先祖様は黒い馬を見てアオとよび、黒い牛を見てアカっていう。私は、その感覚がとても好きで、やっぱり日本っていいなぁと思うのです。
暗い過去設定の定義を考えた
この膝に受けた矢傷がなければうんぬんかんぬん
0308 俺の目の黒いうちは
別に目立たなくていいし、髪の毛も目も全部黒でいいんじゃね?って思って僧侶とげぼくのつづき書いてたら、前回ナナシさんの目の色が水色とか書いていたことに読み返して気づき、
「髪の色が○○色、目は右目が○○色で左目が○○色で、肌の色は○○で身長○cm、体重○㌔」
とか、中学時代に書き込んだ暗黒ノートよろしく、どこかにメモっておいたほうがいいのかしらんと暫く考え、キャラごとに色とか覚えていられるヒトは脳みその性能がとてもよろしいのだろうなと割と素直に尊敬しました。
脳みそのバイトが百メガショックにも及ばない私は、せいぜい次話書き出すときは総一色にすればいいと思います。
0307 ゲテモノ食い
ナナシさんはわりとずっと出したかったキャラです。
主体性に欠けるというか自己主張がないといいと思います。
どちらかというとめよめよになっちゃった屍好きとかのハゲタカタイプなのでレイディさんには嫌がられるといいです。
0306 友達迷惑
とつじょ夜中にキリリと思い立ち、おそらくもう寝ている島津氏にいきなり、
「バッドエンドってどう思う?」
とかメールするという常識ゼロの行動をやらかしました。バッドエンドの定義がわからなくなりつつあります。
バッド・ハッピー・トゥルーエンドとか、昭和生まれの私はどうにもゲームブックの、
「203ページへ進め」
「ざんねん!しんでしまった!」
の流れが一番わかりやすいたとえなのですが、洋モノ映画で、ゾンビの群れの中をなんとかヒロインと逃げまくるが、最終的にヒロインがゾンビになってしまいそのヒロインに襲われながら、
「これで人間と言う種族は滅んだ」
みたいなナレーションが入ればそれは多分バッドの類に入るのだと思う。それは思う。
しかしたとえばね、日本の絵本とかね。
「
ないたあかおに」「つるにょうぼ」「ゆきおんな」「ごんぎつね」
これ、バッドエンドでしょうか。でも確実にハッピーじゃないよな。読み終わったときの心境を文字で表すならば、
「え……。……え……。……え……。ええええええええっ?ええ?おわり?おわりなの?おわり?これで?え?どうなるの?これで主人公どうなるの?え?もうないの?つづきないの?え?だってあきらかに泣けるよ?え?泣いておわり?え?今までの流れでほっこりしてたわたしのこの行き場のない思いはどうなるの?すくわれないの?ていうか本当におわりなの?え?えーーーーっ」
と言って床の上をごろごろ二時間コースです。
そのあと二、三日、
「ないな……。いやない。あきらかにあのエンドはない……。だってハッピーじゃないじゃん……。どういうことなの……。ないって。マジないって」
となり、鬱々と考え、幸せだったころの話を読み直してみたりして、そうして一週間過ぎたころには、
「くそうやられた」
に変遷するのです。そうして読み返す。
ああなんだ、こうして実況してみると一冊の本で私は一週間以上楽しめているんじゃあないか。
しかし最初から最後までにたにたしっぱなしのあっまーい話も嫌いじゃあない。これはまた違う意味で床の上を転げますが、こっちの転がりはできれば誰にも見せたくないです。やばい。
最終更新:2012年04月13日 08:57