ヨシュア・セイクリッド

〝碧獅子〟の力―――見せてあげるよ






―――≪人物≫

〝碧獅子〟の異名をとる民間団体ラインアーク財団に所属する青年、生まれは風の国の貴族の家系の次男で幼い頃から英才教育を受けている。
特技は射撃で、幼少の頃は射撃コンテストで優勝した経験もある、財団の特派員となった現在も、武器は銃を使用している。
魔術適正は低く、財団から渡された魔術回路のバックアップを受けてようやく中級魔術の一部を使用できる程度である
性格は冷静沈着かつ温和だが、あまりにも落ち着きすぎてそれがミスに繋がってしまう事も多い。
体術も幼い頃に習った護身術の応用でそれなりにこなせるが、決定打になる事は無い。
実戦経験は非常に少なく、それであるのに強敵と戦う事が多く、黒星が多い、現在財団から何かしらの特命を受けて動いているようだ。

自警団に協力して活動するうちに実戦経験も積まれ多少の事では動じなくなり的確な判断が可能になった。


鉄の国での戦いでGIFTのメンバーと交戦、最後まで力を振り絞り辛くもしりぞけるが、全身にレーザーを喰らい、魔力も底を付いて息絶えた。
その終わりは、誰かに想いを託しどこか安らかだったように思える。

―――≪容姿≫


【若干ウェーブの効いた肩ほどまで伸びる透き通るような碧の髪】
【グレーのスーツの下に黒のベストと白のドレスシャツを着て黒いネクタイを巻いている】
【下はグレーのスラックスに黒い革靴、肩からはシルクのストールが垂れている】
【腰に巻かれた黒のベルトには、白いガンホルダーが二つ装着されている】
【どこか神秘的な雰囲気を纏った、漆黒の瞳を持つ長身の青年】

―――≪武装・魔術・技術≫


  • ≪〝Apollōn&Artemis〟≫

双子の神の名を冠した二挺拳銃、Apollōnは黒い銃身でArtemisは白い銃身である
両方ともグリップからバレルまではリボルバー、バレルからはオートマチックという特異な形状をしている
元々実家にあった観賞用のビンテージモデルを改造したモノであり、セイクリッド家の家紋が彫り込まれていたり装飾が多い。
内部には財団が開発した魔術回路が組み込まれており、使用者の魔術に対してブーストをかけたり、通常弾に加えて魔力弾も発射する事が出来る。

  • 『〝三点集中/トリニティ・トリガー〟』

一つの目標に対して、正確無比な三連射を行う技、貫通力を三倍にすることが出来、敵の弱点などを狙う時に役立つ。
相手が素早く動く場合は、あまり効果的とは言えない。

  • ≪〝反鏡壁/リフレクター・ミラージュ〟≫

魔術により、指定した座標の空間を歪め、自身の魔力が籠った物体を反射させる性質を付加する
最大で3つの座標に反射壁を発生させられ、魔力を付加した銃弾を反射させる事によって、変則的な起動を実現する

  • ≪〝風翼弾/フェザーバレッド〟≫

風の魔力を弾丸状にして撃ちだす魔術、撃ちだされた魔力は目標座標で破裂し拡散する
拡散した魔力は周囲の物体に結合し保護する。これを受けた場合対物理攻撃の防御能力が向上し、身体能力も若干向上する
主にサポート時に使われる魔術、勿論自分にも使用できる。

  • ≪〝白牙脚〟≫

流れるようなしなやかな動きから相手の頭部を思い切り蹴り上げる体術、柔術を組み込んでおり
力を脚部に一点集中させているので、見た所の迫力より遥かに威力は高いが、相手のカウンターには弱く。
ヨシュア自身の身体能力も高くないので、銃で牽制しつつ放つ。

  • ≪〝風撃疾走/エアリアル・ブラスト〟≫
銃口の前面に巨大な魔法陣が出現し、そこから凄まじい風の魔力のエネルギー波を撃ちだす上級魔術。
威力、速度、範囲全てが他の技や魔術と比べ物にならないが、その分隙も大きく魔力も多大に消費してしまう

  • ≪〝獅子王碧閃/ライオネル・クルセイド〟≫
全魔力を銃の内部で螺旋のように循環、加速させ一気に放出するヨシュアの最大の技。
放出された魔力は碧い獅子の姿を形どって放たれ、交差するようにしながら敵を打ち砕く。
放出後はすべての魔力が消え去ってしまい、戦闘行動は継続不可になってしまう。

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最終更新:2013年11月20日 13:08