スワンプマン

さぁて―――最高の絶望を見せて差し上げますよ






―――≪人物≫

カノッサ機関のNO.17のナンバーズであり〝虚数界の悪夢〟の二つ名を持つ
ナンバーズと言う立場と合わせて、GNOSIS工房と呼ばれる機関の研究施設の室長でもあり様々な物を開発する
研究する分野は、生物や化学、兵器と手広く行っているが、どの研究においても倫理に反する物であるのは言うまでもない
性格は残虐非道を絵に描いたようで、人の命をなんとも思わず常に研究や自身の愉悦の為に行動している
自警団を始めとする正義の勢力に対しては、非常に歪んだ執着と敵意を持っており
正義の信念を持つ者を堕落させ、絶望させる事にこの上のない快感を覚えるようである。
常にガスマスクで頭を覆っているため、素顔は機関員でも誰も知らないが、時にレンズの奥から金色の光が漏れる
壱夜城の戦いにおいてアンジェル・ベルジュロンに素顔を見られたが、その後、脳内を操作し記憶を抹消した
この事から、どうやら素顔を知られるのを好ましく思っていないようだ。
普段は柔和で丁寧な口調で話すが、時折暴力的かつ荒い言動になる事から、素の性格は非常に短気である模様。
肉体に何らかの問題を抱えているようで、動きが一瞬止まったり、急に大量の血反吐を吐いたりと不可解な点が多い
研究員であるにも関わらず、前線にも多く出向いており、個人としての戦闘能力も高いと予想される
立ち振る舞いや研究において〝とある存在〟と似通った点があるが、現状では不明である。

〝翠瀑の宝玉〟の拡散によるミール・シュタインでの騒乱を裏で引き起こし操っていた人物でもあり
混乱に乗じて現在は稼働していない旧水の国支部にて〝忘れ物〟と称したモノを回収しようとした所を駆けつけたシェン・ロンドと交戦
が、シェンの登場もあらかじめ〝企てた〟事であり、真の目的はシェンの抹殺と〝聖剣 アルトリア〟の破壊であった
シェンの友人であった青年、ネイガル・セイファートをアルルカンと言う名の〝魔人〟に仕立て上げそれをシェンへとぶつけた
結果的にアルルカンは破れ、ネイガルも正気を取り戻したがその瞬間にシェンごとネイガルを始末しようと背後から攻撃
ネイガルの殺害と〝聖剣 アルトリア〟の破壊に成功するが、ネイガルの決死の行動により攻撃を免れたシェンと戦闘に入り
元議員としての絶大な力を振るうシェンの前になすすべもなく敗北―――に思えたが寸前の所で狂気の波動と哲学者の卵をシェンに植えつける事に成功する
その後、卵の力によりさらに強化されたシェンに燃やし尽くされるが、再び現れる事を示唆しながらそのまま姿を消した。

―――≪容姿≫


【頭部は、ダークグリーンのガスマスクで全て覆われており、わずかに金色の髪が見える】
【小ざっぱりしたダークグリーンのスーツの上から同じ色のラボコートを着ており】
【ガスマスクには、〝17〟の数字を緑の蛇が囲ったようなデカールが貼られている】
【身長180cm程の、〝歪な気配〟をその身から垂れ流している、長身の青年】

―――≪異能・魔術・戦闘≫


『名称不明』
アンジェルとの戦いで最後に見せた、無数の蛇が蠢く様な漆黒のオーラを身に纏う異能
オーラは自由に変化し、アンジェルに対しては一匹の大蛇のように集約され、強力な打撃を繰り出した
性質は〝負〟であり一度浴びれば凄まじい悪意、怨嗟、狂気の波動が全身を駆け巡ってしまう

『鋭利なメス』
文字通り切れ味の鋭いメス、実験の際に検体を切り刻むときに使うほか、戦闘時においても投擲武器として扱っている
最大で6本のメスを同時に投擲する事が可能であるが、精度はそれほど高くはない

―――≪関連≫


GNOSIS工房

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最終更新:2013年02月12日 20:43