コジマ




「運が悪けりゃ死ぬだけさ 運がよくても誰も知らない」

「生まれた時から戦力外 通告慣れたぜ悪くもない」

「まともな世界じゃ戦力外 戦場見つけた晴れ舞台」

「こずるい手段はおてのもの メンツは揃った さあ吠えろ!!」



名前 コジマ(Cosima)
年齢 21歳
性別 女性
種族 人間
身長 153cm
体重 47.1kg
所属 GIFT戦闘兵(上級)
肩書き 臆病者

Profile
スラム生まれ、GIFT ACADEMIA育ちの女性であり――結局異能に目覚めることは無かった落ちこぼれ。
スラムでは追い剥ぎなどをして過ごした環境などから命の危険は身近であり、常に飢えて過ごしてきた。
それらの事情から生きるという事に大して強い執着心を抱いており、それらが性格や戦闘、平時の行動に現れている。
戦闘兵となってからも必死に生き延び続けてきた結果、同期の大半は死亡。
結果として他の下っ端をまとめる程度の役割に付いている、下っ端の中堅どころ。
少ない給金で美味しい物を食べるのが趣味であり、B級グルメ探訪が生きがい。

幼少時は孤児として普通の生活に対する憧れとコンプレックスを抱いていたが、ACADEMIAに所属した事で能力者へのコンプレックスも抱いている。
基本的に卑屈であり、強い者には媚びへつらい、弱い者には傲岸不遜に振る舞う小物中の小物。
ACADEMIA所属当初のデータでは能力者として中々の適性が有った様だが、今となっては見る影もない。
今の立場も生き方も惨めである事は認識しているが、それでも此処以外に生きていく術は無いと理解している為、生きるためにGIFTに所属し続けている。

案外、部下たちには愛されているようで、チンピラと小物だらけの部隊ながらも統制は取れている模様。
『最低最悪最弱』の『不死身』の『使い捨て部隊』という売りの為、基本的に彼らが送り込まれるのは死地ばかり。
殆どの部隊員が入隊後5回までの任務内で半数は死ぬが、残った半数の死亡率はそれ以降異様に低い。
基本的に略奪強姦殺戮なんでもありの無法者ばかりではあるが、残念な事に意地の悪さとしぶとさだけはゴキブリ並である。

隠れた趣味、性癖としては『巨人殺し/ジャイアント・キリング』がある。
強者として弱者を討つのではなく、弱者として弱者を討つのではなく、強者として強者を討つのでもない。
弱者として強者を討つ。虐げられるものが虐げるものを屠る事に、コジマは強い執着心を持ち、快楽を感じる精神性を持ち合わせている。
それは、人権や尊厳や人生を踏みにじられ続け、無価値と言われ続けてきた結果として醸成された、歪んだ精神性が生み出すもの。
地力に差があろうとも、僅かな隙や己が通用する点を見つければそこを容赦なく突くスタイルは、女特有のものと言えただろう。 

Skill
無能力者である為、異能は保持していない。
身体能力は比較的高いが、筋力よりも速度に特化し、瞬発力と持久力を兼ね備えたスピードタイプ。
なお極めて臆病であり、積極的に戦おうとしない性質上、平時は戦闘力は決して高くない。
ただし、後述の性格や適性、体質の点などから生存力は極めて高く、どんな地獄に送り込まれても死にかけようが生きて戻ってくる。
また、積極的な戦闘を好まなくはあるが『生存の為の手段』となればなりふり構わずあらゆる手段を用いて勝利をつかもうとする。
その振る舞いは極めて無様かつ陰険で汚い有り様だが、本人が言うには『どんな屑になろうと死ぬよりマシ』とのこと。
基本的にそれらの適性から、戦闘兵ではあるが、個人での斥候や情報収集、暗殺などの任務に駆り出されることが多い。
それ以外の場合は他の戦闘兵を率いて戦闘を行っている。

戦闘時には手段を選ばない。車で轢き殺すのは常套手段で、破壊任務の場合は爆薬を用いて建造物を倒壊させる事を攻撃に流用する事もある。
コジマにとっての武器は、コジマの周りの全てである。針一本、石一つでもこの女にとっては凶器となる。
女の強さをあえて語るならば、その手段を選ばずためらわないというその一点に集約されていただろう。

<生存欲>
死にたくない。生物ならばどんなものでも持ちうる欲望が極めて強い。
これ単体では単なる臆病に過ぎないが、あまりにも強すぎる死への恐怖から、生存への道筋を見つける事に極めて長けている。
それらの理由から他の戦闘兵の生存率も上げている為、望んでも居ないのに気がつけば兵士を率いて前線に放り出される技能となっている。
後述の優れた五感と組み合わせる事で、致命傷となる攻撃だけを判別し負傷しながらもギリギリ生き延びる事が得意。

<感覚>
暗闇の中、マスクと耳栓を付けた状態で戦闘訓練を行い続けた結果、五感が極めて敏感となった。
皮膚に刃が食い込んだ瞬間に咄嗟に動いたり、暗闇でも1秒とたたずに視界を確保したり、匂いで性別や年齢をある程度判別したり。
総合的な感覚が鋭敏な為、僅かな状況の変化にも敏感に反応し、対応することが可能。
単なる体質であり異能とは言えないが、基本的にこれと生存欲がなければとっくのとうに死んでいる筈。
また、平衡感覚や重心の配分が上手く、大抵の足場や状況でも迅速に移動し、逃走する事が可能。

Item
<手斧>
二丁の手斧。1.2kg。
投げて使う用のナイフは別であり、これは近接での斬撃に用いる。
極めて硬質な金属で構成されており、グリップ部はコジマが自分の給金をはたいてカスタマイズしている。
重量のバランスが極めて良好であり、本来重量よりも軽く感じ、また振り回しても重量に負けることはそうそうない。
柄には、ワイヤーグローブのアンカーを差し込むための穴があり、投擲後にワイヤーを使うことで軌道を操作したり、回収することが可能。
足りない腕力や攻撃力を補うための装備であり、コジマが数年来愛用し続けている相棒といえる。

<ダガーナイフ>
投擲用のナイフであり、ベルトやズボン、インナーなどいたるところに隠されている。
重量バランスが良く、手首のスナップを活かして投げれば、人間を殺傷するには十分な威力を持つ。
軍用の物品では有るが、それ以上でも以下でもない、特筆する点の無い性能。

<ワイヤーグローブ>
手首部分のユニットにワイヤーの射出と巻取り機構が組み込まれたグローブ。
先端は鋭いアンカーが着いており、ワイヤー部分は切れ味を持つ。アンカーの『返し』は手元の操作で出し入れ可能。
グローブ部分は防刃である為、攻撃にも移動にも用いることが出来る。
こちらは自分でLabに頼んで作ってもらったもので、逃走や潜入に大助かり。

<海鳴の鐘(ゼシュテムベル)>
コジマがマリオンから受け取った、音叉のような形をした杖。
音を鳴らすことで、瓶いっぱい分の光る水の操作が可能となる。それ以外の物体の操作はできない。
しかし、そこそこ操作の速度と反応性は良く、また粘性や形状も自在に操作できるという点で、コジマの悪辣さが良く生きる武装でもある。
平時は水を金属製の試験管のようなものに收め、四肢に一本づつ、腰に二本装備して、杖は背中に背負っている。

履歴


  • B級グルメ食べ歩きの旅をしていたら、同じGIFTに所属する能力者のアイリーンちゃんと戦闘兵のユーリと遭遇。
    最初は警戒されたっスけど、最終的には一緒に御飯を食べに行くくらいには仲良くなれたッスよ!
    アイリーンちゃん、能力者様にしてはなんというか純真というか純粋でユーリが守りたくなる気持ちも分からなくはないかなーって思うッスねー。
    でも私は私が死なないために生きてるッスからねー。ビールとホルモン、ごっそさんッスー!
    【叶わぬならば、】能力者スレ【全てを零へ―。】
    スレ17、レス番304から (2013-09-19 23:19:40)
  • GIFTの任務で港湾都市リマニアまで行ってきたッス。任務内容は足止めと誘拐と殺戮ッスね。
    まあ、誘拐と殺戮とおまけの略奪は完璧だったんスけど、あとから来た能力者様に引っ掻き回されて酷いことになったッス。
    肋二本やられて、内臓幾つか傷ついて、全身浅めやら深めの火傷で、裂傷打撲各所。
    ま、こんだけの激闘やったってリーダーが示しゃ、下の連中にもしっかり手当とか金でるだろーし。
    ……ま、任務は完了したから悪かないッスね。……あだだだ……、痛いけど生きてるッス、なら十分っす。生きてなきゃ酒だって飲めないんスからねー。
    あー、酒が旨い。労働後の酒はやっぱり格別ッスねー、あだだ……。
    スレ17レス番417から (2013-09-24 00:00:53)
  • 死にかけてたけど、なんのかんので治療終わって、こっそり抜けだしてた。
    んでもって路地裏でガキ組み敷いてる浮浪者みっけたから気まぐれにブチ殺し、ガキにナイフをくれてやった……ッス。
    ちょっとつらかったからその後座り込んでたら、いかにもお人好しで善人面したいけ好かない嬢ちゃんと出会っちまって、GIFTだってバレて一触即発。
    なんか勝手に納得して去ってったけど……、同情も救済も要らねーっての。
    死ぬときゃろくでもねーのなんてもう十分わかってんだから。……だから、死にたくねーんだけどさ。
    スレ17レス番524から (2013-09-24 23:44:13)
コメント:

counter
-
Last update
2014-09-16 23:29:34 (Tue)



タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年09月16日 23:29
添付ファイル