- 大司教アーグのキャラ設定SS
- 途中グロ有り、矛盾有り、自己完結。
上記の通りな感じですのでお気を付けを。
アーグが生まれたのは、現代から数えて243年前になる。
最早歴史の中の世界であるから、電子機器も無かったし、手術の方式なども非常に古典的であった。
だから、彼がその身に数多くの奇形を持ちながら生まれ落ちても
誰にもその奇を取り除くことは出来なかった。単眼、多腕、骨格の異常。
育つに連れて歯列や爪にも常人にはない異変が起きた。五感にしても目は
光を辛うじて認識できる程度であり、耳は聞こえず、必然的にしゃべることは出来なかった。
食事はスープで解した物を流しこむように食べさせる。
呪われた子供、という渾名すら付くほどの、徹底した奇形児であった。
何もない時代だからこそ、彼の両親や親族はこぞって神にすがった。
当時地方の一宗派であったゼン=カイマの僧達の元に、彼の”厄落し”を依頼したのである。
ゼン=カイマに身を寄せて4日目の夜、アーグは夢を見た。
誰も居ない教会の祭壇に自分は寝ている。視界が単なる霞の様にぼやけているのだから
そんな光景は見た事も無かったのだが、何故かはっきりと装飾の一つ一つまで見て取れた。
教会の大きな木戸が開き、大きな光が飛び込む。その光は温かく、心地よく、何処か偉大に思えた。
光はアーグを包み込むと、やがて夢は覚めた。覚めると、視界にはもはや
霞の如きぼやけた風景は浮かんでこなかった。簡素なベッド、木で出来た隙間風が吹く壁にガラスの窓。
窓の向こうには早朝の朝日が登りつつあって、その眩さが太陽というものだと理解した時には
自然とその瞳からは涙が流れていた。身体は自由に動いた。窓を開けて太陽をじっと見つめると
朝の寒風がとてつもなく心地よく、小鳥のさえずりが耳で聞き取れた。
いつも苦しかった呼吸も、今日は落ち着いているなと感じられる。
全てが順調だった。後日、ゼン=カイマの人々に教えられた事柄で
幼少のアーグは本能的に理解した。自分が夢で包まれたあの光こそ、彼らが言う神であったに違いないと。
彼が宗教というものに傾倒したのは、まだ4歳の時だった。
「今日だけで80人目になるか……」
騎士団長ゴドリックはため息を吐きながら視線の先の処刑場を改めて眺めた。
街の外に作った、改宗を拒む異教徒の首を撥ねる為だけの処刑場を。
20人ほどの騎士団員が絶えず人々の首を落とし、棺桶に遺体を収めて運び出しているが
午前一杯かかってもまだ三割も捌ききれていない。
それだけ今回の遠征は成果があったということだが、戦いが終わってアドレナリンが切れ
何十人と死を眺め続けると感覚も鈍くなる。黒髪を後ろに束ねてから唇を舐めるとほのかに鉄錆の味がした。
「カラッド……カラッドは居るか、副団長は。」
「居ますよ、此処にね。ちょっと斧を持つのも疲れたんで休憩してたんです」
「ご苦労なことだ……残りの囚人の中に、あのゴーレム使いは居るのか?
昨日まで散々暴れまわっていただろう。大分年を食った、ひげ面の……?」
「あぁ、ええ。彼を含めた集団の実力者たちは最後に回せと通達が来てるので。」
「通達?誰からだ、また大司教の取り巻き共か」
「いえ、大司教ご自身ですが。形は異なれ、共に強く己の神を信じた者を讃えたい、と」
「ふむ……カラッド、しばらく此処を頼む。私は大司教様のもとへ報告に向かうから」
「任せて下さいよ。なんならご飯でも食べてきたらいいじゃないですか、隊長も」
「いや、なに……流石に食欲も湧かんよ。パンくらいは齧ってくるかな」
若く有能な副団長に後を任せて、ゴドリックは城塞のような町並みに足を向けた。
大理石の伽藍、丁寧に整えられた石畳、天を衝かんばかりの尖った屋根。
いずれもゴドリックが信ずるそれとは僅かに異なった宗派の仕立てに相違無かったが
そのいずれもが血や硝煙に汚れていた。大司教はその最奥たる聖堂で
10数名の共を引き連れて騎士たちが十字架を掲げ直す作業を眺めていた。
また同時に、大聖堂からは数名の僧達が巨大な槍を持って出て行くのも見えた。
黄金色に宝飾を散らせた豪奢な作りで、恐らく20kgはあるのではないかと思われた。
さて、大司教。ゴドリックの属するゼン=カイマにおいては、全権を委任された存在だ。
その飼い犬が司教たちであり、更に下にゴドリック率いる近衛騎士団が位置している。
つまり元を辿ればゴドリックの飼い主も大司教であり
必然的に距離をとって頭を下げ、膝を付いての報告となった。
味方の戦傷者、敵方の捕虜数、処刑者数、改宗者数。
伽藍から召し上げた宝具の数々を覚えている限り伝え直し、今後の指示を仰ぐ。
その段で大司教自らが頭を上げろ、と言ってから初めてゴドリックは彼を見た。
異装である。背はゆうに2メートルを超えているだろう。見立てでは240cmはある。
ひどい弱視だとかで、目元は頭巾から伸びる白い絹で覆うようにしていた。
手元の袖も布が長い。こちらは両手に異教徒から受けた大きな火傷の跡があるのだと言う。
全身は上等な織布から作られた白金のローブで覆われていて、巨躯ながらも細身。
威圧感はあるが、静かに微笑むと何処か優しくも思える。
ゴドリックには狂気を孕んでいるようにも時折思えたが、副団長のカラッドも
「そんな事は無い」と言っていたから、多分思い過ごしなのだろう。
それから確か、歳は不詳だ。既に着任して半世紀が経っているはずだが
とても死にそうな老人、というような雰囲気は無かった。
「ご苦労であった、騎士ゴドリック。貴君らの活躍は私もよく聞いている。
司教らもしきりに話している……まさしく君たちは、我らゼン=カイマの誇りであり、輝かしき刃であると」
「過分なお言葉です、猊下。私も部下も、全ては主の為に尽くしているだけです」
皮肉だった。お前らのためではないのだ、と腹の奥底で思っていたものが
つい首をもたげて言葉に出てしまった。幸いにして誰もゴドリックの言葉を咎めはせず
殊勝なものだとむしろ賞賛しているものすら居た。嬉しくもなんともない。
ご追従のコバンザメ共が、金と女をどれだけ手元に置けば満足するのだろうか。
そんな思いが沸々と騎士団長の腹底で煮えてゆく。
「よし、よし。此度の遠征もそろそろ終局が見えてきた頃合いであろう。
あと少し、励んでもらう。いずれゼン=カイマに戻り次第、きっと貴君らには褒美を出そう。
我らが主の為のその働き、まことに大義であった」
「はっ……それと、猊下。処刑は滞り無く進んでおります。
何名かの実力者たちも、早ければ明日の昼過ぎにはその時が来るかと。」
にこりとして、しかし無言で大司教は微笑んだ。食えない男だ。
”主の為”という台詞で返してくるとは。ゴドリックは改めて頭を下げると、足早に聖堂を後にした。
背後ではほんの少しだけ形の違う異宗派の十字架が轟音を立てて落ちていた。
それを、彼は見たくなかった。ゴドリック・グランジェ、42歳の秋口の
出来事であった。
報告の一時間後、司教たちが処刑場に姿を見せた。
数名は凄惨な様子に吐きながら、確かな力を持った異教徒たちを引き連れて行った。
男も女も居た。大司教が、直接会って話をするということであった。
直後、ゴドリックはカラッドと、それから信頼を寄せる数名の部下に声を掛けた。
現場での判断は流石に切り込み隊というだけあって速かった。
台に固定された女の手足が痛みにピンと伸び、拘束のベルトと
鎖がガチャガチャと音を立てる。その身には一分の布切れすら纏うことは許されず
健康的な小麦色の肌に血液のどす黒い赤が栄える。
彼女の腹部を麻酔無しに切開するメスの動きは止まることもなく
氷上を踊るスケーターの様に綺麗に肌と筋繊維、そして臓物を切り開いて
鯨油の明かりに照らしだす。向かいの牢獄からは怒号が飛んだ。
しかしそれを意にも介さぬクツクツという笑い声が地下牢に響いた。
『そうそう怒るでないわ、異教徒共が。どうせ明日の昼には死ぬのだ
今此処で不興を買って犬死にしたくは無かろうが?
貴様らの死に際なぞ、私の目配せ一つで変わるのだ。火炙りでも良かろう
魔女狩りの再現も悪くない。拷問の末に死に、野犬の餌になるのもまた良し。
……だが、一介の教徒なれば堂々と陽のもとで死にたかろ?……ククッ、綺麗な朱よな。
このアーグ、異教徒異教徒と貴様らを蔑み断罪してきたが……
齢140を超えて、知らなかった事があってなあ。それこそ、貴様らの”構造”よ。
異教徒とは真に我々と同じ作りをしているのか?血の色は、肉の柔らかさは?
筋肉の靭やかさに、臓物の位置も気になるところだ。知らなかったことを学ぶというのは
実にどういったことであっても有意義であると言うのが私の考えでな……うむ、ほう……これは?』
メスが腹部から胸元を深々と切り開く。顕になった肋に守られた内臓へ
捻くれた爪を引っ下げた大司教の右手が捩じ込まれる。捩じ込まれて、肺をグズグズと音を立てて潰しながら
ドクンと脈打つ臓器を掴み、引きずり出す。鮮血は切り開かれた体内を池のように埋め尽くし
大司教の黒いローブは赤い体液を吸ってより一層の漆黒を醸し出していた。
それは拷問の一幕であった。
アーグの命によってゼン=カイマ地下の牢獄に捉えられた”異教徒”は
仲間の女性が奇形の大司教に解剖されるのを向かいの檻からただ見ていることしか出来なかった。
見える位置に彼らを閉じ込めたのは、やはりアーグの指示である。
傍から見れば――いや、どんな客観的な見方をしても、凄惨な行為にしか見えないだろう。
しかしアーグ自身の認識は全く違った。純然たる疑問が、彼の頭のなかには常にあった。
今回の場合、その疑問の矛先が”異教徒の構造”だった、と云うだけにほかならない。
『そういった言い訳をすれば、自分が狂人でないという照明になると思っているのか?』
『……おや?おやおや、また随分と意外な人間が来たものだ……ゴドリック騎士団長。
誰に言われて此処に入ったのかね?司教にはきちんと躾をしたはずだが。
まさか、後を付けて入ったなどと言わないな。錠前にはきちんと術を掛けたのだ
私以外では出ることも、開けることも出来ない……そういった術を。』
『魔術に明るいのが貴様一人だなどと思わないことだ、大司教どの。
我が騎士団には優秀な人材が多いのでな……皮肉なものだ。貴様や司教どもは
その優秀さを知っていながら内実を知らなかった。業物の刀を持ちながら、その切れ味を知らぬようなものよ。』
長身痩躯の極みを征く大司教の姿が、ふらりと揺れて笑いに震えた。
子供心に集めていた色石が、実は宝石であった。そんな思いに似た感動が
その極限の細身を走っていた。ニヤリと笑った口元を、大司教の振るった小剣が裂く。
壁から天上に跳ねた血液の色は、まだしっかりと人の赤。
『痛いではないか、騎士よ……神の猟犬である貴様が、神の代弁者たる私に仇なすのか?』
『貴様は代弁者などではない、悪魔め。知っているのだ
この数十年……私の先代、先々代……。汚職と腐敗がゼン=カイマに蔓延ったのは
60年以上もの昔に貴様が大司教になった頃からだと、既に調べが付いている』
『それも優秀な部下の調べかね?それとも、愚かしい歴代の騎士団長達の所業かね。
……なに、どちらでも構わんさ。何故なら間違っているからだ』
大司教は剣で裂けた傷口をその術で癒やしながら笑った。
傷口の血は止まり皮膚も張ったが、口元は裂けたままであった。
『良いかね騎士団長、そもそもだ……。キミは異教徒に対して
まさか殺すべきではないだとか、信仰の自由を許せだとか言うまいな?
私は思わんよ。異教徒など人間ではない。どうやら身体の構造は同じようだが
我らの嫌悪する悪魔ですら人の形を真似るのだから、なぁ』
『……そういった問題ではない。貴様が着任して以来、ゼン=カイマは堕ちた。
司教共は誰一人として真面目に祭事を行ってなど居ない。禁を犯して
平然と修道女を情婦扱いし、寄付で募った金を豪勢な生活のために浪費するばかりだ。
大酔してミサで眠りこける姿を、私がどれほど見てきたと思う』
『それを私のせいにするのかね。私は真面目だよ、どこまでも神に忠実だ。
女は抱かぬ、酒も飲まぬ。祈りの合間に何が起きようと、それを中断したことがあったか?』
『……では賄賂はどうなのだ!生贄はッ!知っているのだ、遠征の折々……
司教共の一派が女を殺して祭壇に掲げていることは。
まるで悪魔降臨の儀式ではないか、”祭事の監督者”どの?』
『ほう……?だがそれは意見の相違というものだな。良いかね騎士団長、神を思う気持ちは自由だ。
祈るのが最も堅実で広く行われる手法だが、要は量と質なのだよ。私は神を想っている
だから貴方にこれを捧げます。その捧げ物が己の時間と意志であれば、行為は祈りだ。
だが金を差し出すものも居る。性を差し出すものも居れば、命を捧げる者も居るのだ。
行為そのものに善悪など無い、自身にとってどれほど大事なものを、どれだけ神のために捧げられるか、だ。
……それとも、キミは神はそんなことを望まないというのかね?』
『だが……だが、そうだ。神はそのような野蛮な事を望んでは、ッ――!!』
紫電が迸る。大司教がノーモーションで放った稲妻は女の死体を焼き焦がしながら
その向こうに居たゴドリックの肩を貫いた。凄まじい衝撃に、日頃から
戦いに慣れているはずの彼であっても意識を持って行かれそうになる。
焼けた女の腹に溜まった血液が沸騰し、吐き気を催す臭いを牢獄に満たしてゆく。
『……神が善悪の定規か、ゴドリックよッ!何時からだ……?
いつから神は絶対正義の肩書を持ったッ!?貴様が思い込んでいるのだろうが!
神は善でもない、悪でもないっ!ただ居らっしゃるのみだ、我らの歩む道に光を照らし出して下さるのみだ!
聞くぞゴドリック、貴様の考えが正しいのだとしたら、何故その基準で悪であろう私は
こうして生きているのだ?私は神の祝福を受けた。奇形でありながら強靭な生を受けたのだ!
故に140の齢を数えても尚、こうして貴様をねじ伏せているのだ。
分かるか。何故万能たる神は、今のこの未来を知っていて私を救済したッ!
答えられるのなら、言ってみよッッ!!!!』
捻くれた爪がじゃらりと音を立てる。大きく長い指が動けぬ騎士団長の頭を掴んで
間近に詰め寄りながら問いただす。電流が頭脳を痺れさせたのか
ゴドリックは答えられない。ニヤリと笑った大司教は、彼にある術をかけた。
掛けてから、地上へ――大聖堂へと戻る道を歩んだ。
祭壇の階段から表に出ると、そのすぐ側には若き副団長が立っていた。
突然斬りかかるようなことはなかった、が―――。
『……あの、大司教様。団長を見ませんでしたか?
先ほど、大司教様と会ってくると言って出て行ったきりでして、ぁ……グっ、な…!?』
『フン……カラッドというのは貴様よな、ちょろちょろとネズミのように彷徨く若造が。
大事な大事な騎士団長サマは既に我が手の内よ。貴様も同じようにしてやろうではないか
禍根を残しては不味いからな?……ク、フフッ……”神に従う”のは、嬉しかろ?』
首に伸ばした手に力を入れると、たやすく若者の首は折れて絶命した。
それを見て、アーグの後から聖堂に姿を表した騎士団長ゴドリックは、何も言わなかった。
その瞳の色は、何処か暗く見えた。
数日後には、教会の制度が一新された。近衛騎士団は大司教直轄とすること
また大司教職は今後、選定制とすること。元よりそうではあったが
改めて定めたのはアーグの退任が明らかになった為であった。
彼は高齢を理由に職を退いたのである。公認には追従が得意であった一人の司教がなった。
それからのアーグはひたすらに研究に没頭した。
ある秘術――遅効性の蘇生術。それも施術者と被術者は同一である。
完成までに丸一年を要し、その数日後に彼は”死亡”した。葬儀は
”親しかった”司教らと、騎士団の面々によって内々に行われた。
エッダの安息所は、ちょうど彼と、その後半年後に死する騎士団の数名――特に、騎士団長ゴドリック――
彼を含めた面々の葬儀によって、容量が一杯になった。これ以降誰が入ることもない静かな墓で
ただ時が経っていった。騎士団長ゴドリックの遺骸は、アーグと同じ部屋に鎧を纏って埋葬された。
アーグに関する資料は全てが下僕である司教らの手によって破棄され、燃やされた。
その頃には既に彼の親族は死んでいた。つまり、アーグの素性を知るものは居なくなったのだった。
『……それで、ボクの身体は誰のものなのさ?
ゴドリックってのはおっさんだし、アンタの側で死んだんだろ?』
『あぁ、それはカラッドという小僧のものよ。アレは蘇生させた後に拘束してな
実験台にしたのだ。便利だったからな、力あるものの肉体というのは……のう、
ブリッツ?』
『あら、そんなお話を聞くと私の身体は何処から来たのか知りたくなりますわ、アーグ様。』
『……聞きたいか?お前のはいささか特殊だぞ、
ロースよ。
異教徒共の中には、聖女扱いされていながら平然と男を持つ者も居てな。
孕んでいるのが居たから、胎児だけを引き出してな。……櫻には
幼少の女を連れ帰って育て、理想通りに育てた男の話があるそうだが
中々どうして、胎児からそうしてやった者もおるまいて。事実は小説よりも奇、よな』
『それでしたら、後の二人はどうなのでしょう……アーグ様?風と火の、あの二人ですわ』
『あの二人は……まあ、待っておれ。せめてお目見えしてからでないと
面白くないではないか。スラウロットとか言ったな……
彼処を壊す折には、共に戦わせてやる。其処で推察してみよ。
もしも当てられたら、何か褒美をやっても良いぞ?そうさな……聖人の命を10人分でどうだ?
お前たちの不死も一層固まろうというものだが……まあ、戦果次第でもあるが。』
『聖人の魂を用いた仮性の不死……本当に、魔術というのは便利ですわね
……まあ、折角の秘術でも使い手が馬鹿だと勿体無いのですけれど?』
『オイこら、ナメクジ女!お前こっち見ながらそういう言い方を…――!』
――クツクツ、という笑いが何処とも知れぬ空間に響いた。
最終更新:2015年03月07日 06:00