組織名:魔導海軍
概要:荒覇吐水軍の一件を契機としそれまで内密に練られた構想を元に再編成された櫻の国の海軍、専守防衛を旨とする。
従来の海軍組織、装備、艦艇を一新し全艦艇に魔導機関、動力、装甲、魔導砲や術式魚雷等を導入、また要員は能力者を主として編成しその育成や発掘にも力を注ぐ。艦隊は連合艦隊と呼ばれ艦種も巡洋艦、駆逐艦、空母、戦艦に潜水艦と様々であり総旗艦は
決戦級魔導戦艦大和、静ヶ﨑と言う街の軍港を鎮守府とする。
また艦隊勤務員の他に陸上勤務員や陸戦隊や航空隊もあり諜報員も存在する、それぞれ所属は宝石名+数字課名で呼ばれるがそれは一種の暗号的な符丁である。
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現在 |
司令長官土御門晴峰元帥が、病床に倒れ新たに蘆屋道賢大将が司令長官として就任
しかしその実、蘆屋道賢はかつて土御門晴峰とその一派が研究していた魔導イージス艦の計画を知り
この世界の制海権の掌握と、軍事バランス崩壊の野心を抱き、呪詛により土御門晴峰を倒れさせ
天野原の将軍奥方公 妲己や ヨシビ商会らと結託、邪魔となる 厳島命を初めとした水の国に潜入した海軍諜報部を拘束 黒幕に参画する事を目論む。
目下は 妲己の策であり、また ヨシビ商会との共同作戦である、マッチポンプによる水の国の実質征服を画策している。
また土御門晴峰の身柄は、信頼できる筋を頼り『櫻国国防陸軍』に預けられている。
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魔導イージス艦 |
かつて土御門晴峰とその一派が研究し、そして凍結させた技術
そもそも魔導海軍は、異能や魔術に重きを置き旧来の兵器を用いそれらとの親和性を高めた海軍であったが
それ故に新鋭技術やイージスシステムと言った、新型の武装との相性は極めて悪い弱点があった
それらを完全に克服しうるのが、魔導イージス計画であったが、世界の軍事バランスを崩壊させかねない点や、更にはそのシステム完成に置いて、鍵となる人工生命を用いる必要があった点、その人工生命は妖怪や魔性の魔力回路を核ごと取出し移植する物であり、妖怪や妖魔は勿論、人工生命も拒否反応で多くが死亡する物であった。
加えて、人工生命は一度でも艦に接続、起動すればその意識を完全に艦と融合侵食され自我を失うと言う、極めて非人道的な要素の上に成り立つものであった為、この研究開発は永久に凍結、封印された筈であった。
しかし、新たに司令長官となった蘆屋道賢はこの技術、研究を盗み、そして再開させた
唯一完成した魔導イージス艦『みらい』その鍵である人工生命『みらい』は、現在櫻の国からは逃亡、海軍諜報部を頼り水の国に入国、 アーディン=プラゴールらに保護、匿われている。
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海軍い号文書 |
蘆屋道賢の目論見に気付いた、 厳島命が本国の土御門派に秘密裏に送った文書
これまでの、水の国での任務において得た全ての情報や遭遇した事象、何処の誰と関わったか等が詳細に記されている。
この存在は、蘆屋道賢やその一派も知らない物である。
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最終更新:2018年12月02日 01:16