作成全般について
SR世界には大まかに5種類の種族と、多様な職業があります。
作成段階において、ある程度のイメージを作っておくといいでしょう。
作成におけるBPは「400BP」となっており、このポイントを割り振って、キャラクターを作成します。
度を超えて使えないのも困り物ですが、本ゲームの趣旨は「最高のキャラクターを作る」事ではありません。遊び心を入れつつ、ストリートに生きる生身のキャラクターを作っていきましょう。
種族
まず最初に種族を決めるのですが、各種族で得意分野があります。
人間・・・・・・特に得手不得手はありません
オーク・・・・・強靭な肉体と筋力を持ちますが、論理力が低いため、
サムライや
アデプトに向いています。
ドワーフ・・・・優秀な種族で、強靭力と筋力と意志力が高く、
反応力が低いですが、すべての職業に向いています。
エルフ・・・・・敏捷力と魅力が高く、
魔法使いの中でも、
シャーマニズム様式に向いています
トロール・・・・強靭力及び筋力が非常に高く、ポイントの関係上、
サムライに向いています。
魔法使いにはあまり向いていません。
能力値
次に能力値を購入しますが、能力値は合計200BP以内までです。
これを超えてはいけません。そして最大値にするときの、最後の1点は10BPではなく、25BP消費することをお忘れなく。
このとき能力値を「1」にする人もいるでしょうが、お勧めできません。
なぜならば例に魅力をあげますが、これの1というのはグール並で、様々は社会生活においてとても不利になります。
装備品の購入や援助を求めるときなど、とても困難です。
能力値は最低でも2にしておくことをお勧めします。
そして、魔力・共振力・エッジですが、これは能力値の200制限に含まれません。魔法使いやアデプト、テクノマンサーはできだけ多く振りましょう。
エッジはこの無情な世界を生き残るのに必要な切り札です。
できれば3以上、最低でも2は振っておくべきでしょう。
イニシアティブは反応力+直観力ですが、サイバーウェアや魔力でこの数値とイニシアティブパスが変わるので注意してください。
ここで注意すべきなのが、バーンアウトメイジorアデプトをする際、この時点で魔力にBPを払い、後の装備で魔力を減算する、という事です。
サイバーウェア等は最大値が減るだけではなく、現在値も減算されるという点をお忘れなく。
技能
技能についてですが、能動技能、知識技能、言語技能の3つにわかれており、能動技能はBPを消費して覚えますが、他の2つは(論理力+直観力)×3点を消費して覚えます。さらにいうと、
能動技能:6が1つで他は4以下
5が2つで他は4以下 のどちらか
専門化には2BPが必要
知識技能:6が1つで他は4以下
5が2つで他は4以下 のどちらか
専門化には1BPが必要
言語技能:特に制限は無し
ただし6が最大とみていいでしょう
となっております。特に知識技能に注意してください。
能動技能は4BPで上げることができます
専門化は既に習得している1つの技能につき1つだけ可能です。
能動技能には技能グループというのがあり、これを1上げるには10BP
必要です。技能グループは最大4LVで、専門化できません。
資質
資質には「GMの許可が必要」なものが多数あります。
このように書かれる理由は様々でしょう。
その資質を持つキャラが乱立すると世界観が崩れてしまう恐れがあるもの、
扱いが難しく熟練者でなければ使いこなせないと予想されるものなどです。
それ以外にも、ゲームを楽しむために資質の取得を制限する事があります。
ご協力いただければ幸いです。
様々な有利不利な資質がありますが、
アデプトをするのならば、アデプトの資質、
魔法使いをするのならば魔法使いの資質が必要です。忘れずに取りましょう。
不利な資質ですが、これには注意しなけばならない資質があります。
グレムリンは全ての機械製品の扱いにマイナス修正があり、これには銃器でさえも含まれます。サイバーウェアは除外されます。
この時代に生きるにはとてもマイナスが多い資質です。
社会不適合は性格や信条などで、そのまま社会的な生活を営むのが困難なものを持っている、という資質です。
世界的にははみだし者のシャドウランナーに似つかわしい資質かも知れませんが、注意して下さい。一緒にテーブルを囲んでいるゲーム仲間はシャドウランナーではありません。
取っても大丈夫かどうか空気を読みましょう。読めないなら取るのをやめましょう。読めても周りに許可を取りましょう。ゲーム仲間は親しい仲間なら本音で可否を判断してくれるでしょうし、そうでなければ苦笑いしながらあなたの居場所を確保してくれるか、土壇場で笑いながらあなたを捨て駒にしてくれるでしょう。
資産
BPを消費して所持品をそろえます。1BPにつき5000新円で、最大50BP250000新円まで取得することができます。
レーティングは6、入手値は12までです。余りは作成終了時点で、無くなってしまいますが、開始時所持金ロールに違いがでます。
よく考えて買いましょう。
入手値にあるR及びFの記号ですが、Rが規制品、Fが禁制品で、禁制品の所持がバレると大変なことになるのと、ゲーム開始後は入手がとても困難になるということに注意しましょう。
収束具は作成段階ではカルマ消費はありませんが、そのフォースと等しいBPが必要となります
入手値と価格に注意して購入しましょう。
ちなみに、結合した収束具の合計フォースは魔力の5倍までです。
ライフスタイルですが、本キャンペーンではストリート及び不法居住は避け、下流以上を支払ってください。
魔法の資産
呪文を1つ取得するのに3BP必要です。
キャラクター作成時に取得できる呪文の数は、呪文行使or儀式呪文行使技能のうち、高い方の2倍までです。
精霊は一時的なものにはBPは必要ではありませんが、
作成段階で束縛精霊を取得するには、助力数と同じBPが必要です。
そして束縛されている精霊のフォースは、魔力と同じ値です。
取得できる精霊数は、魅力の数値までとなります。
テクノマンサーの資産
テクノマンサーの資産には複合体とスプライトがあり、複合体を取得するのはレーティング1あたり1BP必要です。
購入できる複合体の最大数は、論理力×2までで、レーティングは関係しないので注意してください。
電子精霊ともいえる、スプライトはキャラクター作成時に取得するのに、タスクの数と同じBPが必要です。タスク数はコンパイル技能までで、超えてはいけません。レーティングは共振力までで、取得最大数は、魅力までです。
コンタクト
キャラクターは様々な知り合いを持ち、力になってくれる存在を、コンタクトといいます。必要BPは、コネ値+忠実度です。
コネ値はコンタクトによっては低くても問題ないでしょうが、忠実度2以下欲しいところです。できれば3以上で取りましょう。
コネ値・忠実度に関するルールもあわせて参照して下さい。
コンディションモニター
いわゆるHPとMPですが
身体ダメージ列:「8+(強靭力÷2切り上げ)」
精神ダメージ列:「8+(意志力÷2切り上げ)」
となっており、魔法などで一時的に強靭力が上がったときなど、この数値に変化するので注意を。
尚、サイバーリム1個につき身体ダメージ列が1個増えます。
開始時所持金
資産時の残金は持ち越すことができませんが、残金があれば、100新円ごとにダイスを1つ増やすことができます。
増やせる数は、振るダイスの3倍までです。
以上となりますが、作成が終わったらもう一度確認しましょう。
どこか抜けている箇所があるものです。ご確認を。
最終更新:2008年08月27日 07:31