ファキラーシャ


概要

始原十二災群が一。黒く淀む靄。地を覆う灰。集る黒。死を運ぶ粉。
種族は火霊(サラマンドラ)。灼熱の風。それが通り過ぎた全ての地は千年先まで不毛の荒野と化す。

引用

「短絡的で暴力的で開放的な世界、イズ!わたしのものさ!」


始原十二災群

値する災厄は蝕害。

現象

光り瞬くファキラーシャ。
黒く淀んだ靄から生まれ出ずる炎。
揺らめく炎に一定の形態は無く、常にその姿かたちは変貌する。
一吹きの息で万象を焼き払い、煤や灰を風に乗せてばら撒く悪鬼。
灰は何処にでも降り注ぎ、あらゆる生物の縄張りを浸食していく。

火霊

意思を持った火が人の形を為したもの。
目に見える姿は、宙を揺らめく炎の塊に過ぎない。

火蜂

炎の最中に目を凝らすと見える淀んだ靄。
靄のように集う黒点の正体は自ら燃え盛る蟲であり、その一つ一つがファキラーシャ。
火柱の最中から焼け焦げた世界を見つめる無数の複眼は、全天を見通す死角無き眼である。

邪視

対象を覆いつくす多層《テクスチャ》の邪視。
ファキラーシャが視たものは、黒い灰に覆われて滅ぶ。

零落

スルト30世ことシィムラグ・ムスッペル王によって断罪され、『名付け』によって零落した。
現状はちいさな少女の姿をした低級な火の精霊と化している。
その言動は破滅的で自棄的、無軌道で無秩序。
落ち着きという言葉からは無縁なクソガキである。
揺らめく炎の不定さを表したものか、一人称や二人称もまた定まっていない。

零落プロフィール

身長:146cm
体重:2kg
将来の夢:すべての生物とすべての神を死滅させよ!という使命感を覚える!
天敵:水
好きな食べ物:精霊なのでご飯は食べない。
好きなもの:灰色の景色、赤々とした景色、堕落、没落、破滅、派手なの、綺麗なの
嫌いなもの:生き物、水


交戦記録

  • シィムラグ・ムスッペル王
漂流廃墟都市ギンヌンガガプにて交戦。
己が身である炎を食いつくされ、敗北。

関連人物

よわよわマディナのざこざこマディナが何調子乗ってんの???

すげー重鎮っぽかったから尊敬してたのに見下げ果てた奴!

炎の力は浄化?そんなの人間の妄想じゃん。破壊と殺戮の力でしょ!

モチーフ

外見は「スペクトラルウィザード」のカオスウィザード。モロ。

参照先

最終更新:2025年03月26日 23:36
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