ュランヴェール


概要

始原十二災群が一。語り継ぐもの。嘘を話すもの。悪意の伝達者。崩れ去ったバベルの塔。
種族は首無し騎士(デュラハン)。両腕から一対の剣を生やし、ふらふらと現世を彷徨っている。

引用

「もう怖くないよュランヴェール。僕らの前に敵はいない!」
「ュランヴェール、初めから分かっていたよ。だって僕らはュランヴェール!」

始原十二災群

値する災厄は迫害。


現象

謳う首のュランヴェール。
少年と少女の頭が連なった首飾りを付けており、その頭が口々に言葉を喋る。
根も葉もない噂、悪意ある脚色、怖気の立つ誇張、その悉くは伝染病のように広まり、人々へ疑心を植え付ける。
騎士を讃える唄と共に、子供達の首はゆるやかに人々を苛み続けていくのだ。

首飾りの少年

少年達は、偉大な騎士ュランヴェールの活躍を称える家臣のようでもあれば、
自らがュランヴェールの一部であるかのようにも振る舞っている。その主体は安定しない。

消失

ある日を境に目撃証言が途絶え、後の行方は知れていない。
捜索は未だに続いているが、その脅威は去ったとみられている。
真実は白の書物ディナータ・クレータを参照。

交戦記録

失伝。

物語にされ、消失。
ュランヴェールは無力化されたが、災群の座は継承された。


参照先

最終更新:2025年03月08日 02:18