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*ダカイト・ラズマ帝国

[[西方暦]]812年、[[西方]][[北部]]に突如として勃興した少数民族[[ラズマ氏族]]による軍事国家。
首都はオール河支流のレーゼン河中州に作られた[[リ・ラズル]]。
ダカイト・ラズマとはラズマ氏族の古い言葉で「天空の子孫」を意味している。
「黒の帝国」の別名は、帝国が[[デグマト・ドラゴナス]]([[黒竜教]])を国教としているためである。

帝国は建国と同時にすべての異教徒に対し宣戦布告(それだけでなく[[アハル民族]]の殲滅を国是と
して皇帝自らが宣言)し、合理的な戦略と統率のとれた軍事力により、837年の段階ではテーラタイン平原の
北西部ほぼ全域を支配下においている。
この事から「北辺の大帝国」とも呼ばれるようになった。
この地域にはもともと数多くの[[古王朝]]が存在していたが、それらのほとんどは帝国の侵略により滅んでいる。

帝国の各機関は、専制君主である皇帝[[ボーボアー・モスグス]]を頂点とし、すべてが戦闘のために
組織されている。また、国民は単一民族、単一宗教であることで強固に結束しており、帝国そのものが
非常に強力な軍隊として機能している。
ここでいう国民とは、いわゆる貴族階級のみを指す。
それ以下の、主に生産などに携わる下層階級は、国民とはよばれず、戦闘に参加することはない。
民族構成も単一ではない(アハル人以外なら助命されることもあった)ようである。
ただし、彼らは法的に奴隷に類する身分ではない。
国民は「[[13党首家]]」なる上級貴族家によって統括されている。

帝国の正規軍は、役割によって8つの軍団に編成され、以下のようにそれぞれ色の名でよばれている。
-第1軍団 「[[黒の軍団]]」皇帝直営の親衛部隊。
-第2軍団 「[[赤の軍団]]」帝国の領土拡張を担う主力部隊。
-第3軍団 「[[緑の軍団]]」奇襲作戦を担当。
-第4軍団 「[[銀の軍団]]」おもに護衛を担当。
-第5軍団 「[[紫の軍団]]」[[招霊衝法]]を使う僧兵の軍団。
-第6軍団 「[[灰の軍団]]」諜報活動を統括する。
-第7軍団 「[[藍の軍団]]」帝国唯一の水軍。
-第8軍団 「[[青の軍団]]」補給専門の部隊。

正規軍以外にも、各党首家により独自に組織された軍団が存在する。以下の4つは「灰の軍団」の
実動部隊として任務についているという。
-「[[黄の軍団]]」 [[ガビザコ家]]
-「[[茶の軍団]]」 [[ソーシー家]]
-「[[紅の軍団]]」 [[バルガン・ジーソゥ家]]
-「[[白の軍団]]」 [[ドレインズ家]]
また、近年になり、「[[黄金の軍団]]」なる第13の軍団が存在することが確認されている。

帝国上層部には〈[[天の言葉]]〉という予言が伝わっていて、国家戦略はその成就の為に進められている。そして使命が完遂すれば、帝国どころか民族ごと滅びるのだが、大多数の国民はそのことを知らされずに戦っている。
*参考文献
-[[西方の書]]

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