アメノウズメノミコト(Ame no Uzume no Mikoto)
アメノウズメノミコトとは、日本神話に登場する女神である。
芸能の神とされる。また、俳優(わざをき 超自然の者を指すワザに招くのヲク)は彼女以来、神意を窺うものである。
アマテラスオオミカミが天の岩戸に入った際、ウケと呼ばれる特殊な槽を伏せ、その上で舞い踊った。
『
古事記』や『
日本書紀』に出る、「槽を伏し、ふみとどろこし神懸かりして、胸乳を掛き出だし裳緒をほと(女性器 えぇいまんこのことよ)におし垂れき」は魂ふり(体へ
マナ?をくっつける)の儀礼であるというのが折口信夫以来の説である。
参考資料
長沢利明『江戸東京ご利益事典』83, 405頁
白川静『文字逍遥』(「遊字論」)
最終更新:2023年10月18日 18:25