バロン・サムディ(Baron Samedi)はヴードゥー教におけるロアの一つ。

 「Baron Cimitiere」(バロン・シティミエール)「baron la croix」(バロンラクロア)などの名称があるが、これらの名称はバロン・サメディと共に、「ゲーデのペルソナ」あるいは「バロン・サメディの別名」と言われる。その為これらのロアは性格が同じである。

 死者の神で、墓地を司る。ペトロ群の内の重要なロアである。

 聖画は烏を踏みつける、ローマ軍の将、聖エクスペディが使われるが、神殿には十字架にかけられたイエス・キリストが置かれることがある。

参考文献

立野淳也『ヴ―ドゥー教の世界』139頁

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最終更新:2021年12月05日 09:46