ナタデナタ(Natadenata)
インターネット上で語られた話。
ナタデナタは人々を無差別に殺害しては地獄へと連れていってしまう戦国時代の武将か何かの亡霊とされる。
このナタデナタの噂を知ってしまった者はいつかナタデナタに出会うことになる。
ある日、夜中に目が覚めることがあったらそれがナタデナタ出現の合図であり三種類の出現方法がある。
一つ目の出現方法は心の準備ができるものである。便所に行くといきなり便器に大量の血が流れ始めてやがて大量のナタデナタの肉片が流れてくるという出現方法であり、この場合は全ての肉片を手で堰き止めなければならず一欠片でも流してしまうといつかナタデナタに殺された後に地獄へ連れていかれる。
二つ目の出現方法はいきなりなので心の準備はできない。目が覚めたら目の前にナタデナタの顔があり口から血を流してくるという出現方法であり、この場合は全ての血を口で受け止めて飲み干さなければならなず一滴でも零してしまうとその場でナタデナタに殺された後に地獄へ連れていかれる。
三つ目の出現方法は対処できないので諦めるしかない。単純にナタデナタがいきなり現れて殺された後に地獄へ連れていかれる。
参考文献
朝里樹『日本現代怪異事典』267頁
朝里樹『日本現代怪異事典 副読本』190, 216頁
最終更新:2023年03月04日 14:38