ローカ(Róka)


ハンガリー語で狐のこと。
旅立った二匹の子熊(メドヴェボチ Medvebocs)が母に貰った食糧を食べ尽くして腹を空かしながら深い森で歩いていたらチーズを拾い、そしてどんなことがあっても喧嘩してはいけないと母に言いつけられていたにもかかわらず双方ともに自分がそのチーズを分けると言いだして喧嘩を始めた。そこへ現れた狡賢い狐のおばさんにチーズを二等分にしてもらったら狐はわざと片方を大きく分け、大きさが違うと子熊たちが叫ぶと狐は大きい方の欠片を齧って小さくし、そっちが小さくなったと子熊たちが叫ぶと狐はもう片方を齧った。これを繰り返しているうちにチーズは小さな欠片になり、そして狐は逃げてしまった。

参考文献

 内田莉莎子/君島久子/山内清子/鈴木裕子『こども世界の民話(下)』182頁
 矢崎源九郎『子どもに聞かせる世界の民話』62頁

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最終更新:2023年11月28日 13:35