ナルブルーイ(Narbrooi)


メラネシアのニューギニア島西部に位置するイリアンジャヤ(インドネシア領)のギールヴィンク湾地方に伝わるもの。
ナルブルーイは女悪魔もしくは精霊か神とされる。木々の中でも最古の高木の頂に住んでおり、樹上の枝を覆う霧の中からその姿が影のように見えることがある。ナルブルーイは樹下に降りてきては気に入った病人の魂を捕まえて持ち去ってしまう。そういう時は、その病人の友人がナルブルーイの住処の木まで行き、高価な供物と引き換えるなどの交渉をすることで魂を取り返す。だが、魂が元に戻っても安心はできず、ナルブルーイが返した魂を再び取り戻しに戻ってくることがある。

参考文献

 アレキサンダー・ポーティアス『The Forest in Folklore and Mythology』133頁
 アレキサンダー・ポーティアス『The Lore of the Forest』133頁
 キャロル・ローズ/松村一男『世界の妖精・妖怪事典』267頁

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最終更新:2024年06月27日 15:30