ミノタウロス
一応神話では、ミノス王が
ポセイドンへ捧げる供犠を渋ったため、怒った神により妃のパーシファエが件の犠牲獣(うしです。モーモーさんです)へ発情するよう仕向けられ、出来た子供とされる。
石田英一郎によれば、これは古代の牛屠畜儀礼の一環で、「牛頭のミノタウロス」とは即ち、聖獣である牛の仮面をかぶり牛の皮を着たミノス王そのものである、と言っている
。
また、石田によればミノタウロスと
タロスは太陽信仰と関連し、太陽を象徴する意思を持ったミノタウロスの像があるという(通常のミノさんは刃が二つある斧を持つ)。
参考文献
石田英一郎『河童駒引考』
最終更新:2021年05月29日 15:44