ヌン(Nun、nwwn)

 その名は最初の海『アビュッソス』を意味しそこから『水』そのものも意味する。めったに表現されることはないが、彼は水に腰まで浸かり太陽を腕で支える男性の姿で描かれる。世界を構成する最初の物質である原初の海であり、彼からアトゥムは生まれ、アトゥムが世界の全ての基礎を作り上げた。彼のような存在は日本ギリシア、など他国の神話に登場する。

オグドアドを構成する。その際はカエルの頭部を持ち、蛇頭の配偶者ナウネトを持つ。

参考文献

ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』131頁

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最終更新:2025年01月07日 13:17