アスワング(Aswang)
アスワンとも。
フィリピンに伝わる女性の
吸血鬼。
昼間は人間とまったく変わらない生活をしているが、夜になるとフクロウに導かれて空を飛び回り、人間の子供を襲う。
その方法は、空中に止まりながら物凄く長い舌を屋根の小さなひびや割れ目から差し込み血を吸う。
特徴は、食事のあとの、まるで臨月の妊婦の様な下腹の膨らみです。それは朝になると元に戻る。
また、アスワングに影を誉められると、その人はまもなく死ぬという。
参考文献
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朝里樹『1日1話、つい読みたくなる世界のミステリーと怪異366』149頁
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吸血鬼伝説の系譜』163頁
トニー・アラン/上原ゆうこ『ヴィジュアル版 世界幻想動物百科』65頁
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フィリピンの昔ばなし』78頁
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UMA生態図鑑』200頁
朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』48頁
朝里樹『世界現代怪異事典』9頁
サラ・バートレット『世界の伝説と不思議の図鑑』78頁
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モンスター 上巻』72頁
ながたみかこ/なかさこかずひこ!『世界の
モンスター&怪人・怪事件事典』121頁
都市伝説研究会『ネットで見つけた怖い話超百科』90頁
ロバート・カラン/粟生こずえ『封印された博士ノート 伝説のヴァンパイア』24頁
並木伸一郎『未知動物の事件ファイル』168頁
最終更新:2024年03月21日 22:44