ゴーレム(Golem)
Golemはヘブライ語で「胎児」を意味する。
ユダヤの伝承では、土等から作る命を持った人形。もしくは、無機物からできた人工生命体の総称。
ユダヤの伝承では、ラビ(律法学者)が、断食などの儀式から作りだす。その材質は、主に土。最後にemeth(エメト:真理)と書いた羊皮紙を張って完成する。
作り出されたゴーレムは主人(創造主)に忠実だが、使用にはルールがあり、それを破ると暴走する。
破棄する際はemethの始めのeを取る(methは「死」を意味する)ことで、活動を停止させる。
一般的に、様々な材料(土、石、木、屍肉、鉱物…)から作られ、魔術等により命を与えられたものを総合的にゴーレムと呼ぶ。
最終更新:2005年08月22日 08:08