聖天

(1)ゾウの頭をした天部の仏で、インドガネーシャ神である。

(2)聖天が仏法に帰依したのは、様々な所で悪事を働くガネーシャに対して、十一面観音がヴィナーヤカ族の女の姿になり、ガネーシャに近づくと、ガネーシャは欲情し抱こうとしたが、ヴィナーヤカの女は「自分を抱きたければ、仏の教えに従い守護神となるように」と要求したのだ。ガネーシャはこれに従い、その女性と抱き合ったのだ。
 このため、日本の聖天像には抱き合う姿をした仏像もある。

参考

新紀元社 密教曼陀羅

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最終更新:2006年02月26日 17:44