普賢菩薩

(1)文殊菩薩と共に、釈迦の脇侍を勤める菩薩で白ゾウに乗り、合掌している姿が一般的である。文殊菩薩が仏の智慧を象徴している事に対して、普賢菩薩は慈悲を象徴しているといわれる。

<普賢十願>
①礼敬諸仏:諸仏を礼拝したたえる。
②賞賛如来:如来を礼拝したたえる。
③懺悔業障:悪の行為によって生じた障害を悔い改める。
④広修供養:広く供養を修する。
⑤随喜功徳:他人の善行による功徳を喜ぶ。
⑥請転法輪:仏の説法を請う。
⑦諸仏住世:仏の世となる事を請う。
⑧常随仏学:常に仏に従って学ぶ。
⑨恒順衆常:常に人々に従う
⑩普皆廻向:全ての人が自分の行った善行を他人に向ける。

また、普賢菩薩は寿命を保つ修法があり、これを『普賢延命法』と呼ぶ。

参考

新紀元社 密教曼荼羅

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最終更新:2006年03月19日 15:31