曼荼羅

(1)仏の悟り世界を表す梵語(タントラ)を意味している言葉、もしくは円・集まっていると言う意味をを表す言葉である。

曼荼羅の種類

○大曼荼羅:一般的に曼荼羅と呼ばれるもので、大日経系のものを『胎蔵界曼荼羅』、金剛頂経系のものを『金剛界曼荼羅』と呼ぶ。
○法曼荼羅:仏を象徴する文字(梵字・種字とも呼ぶ)で構成された曼荼羅で、『種字曼荼羅』とも呼ばれる。
○三昧耶曼荼羅:仏の持物で構成された曼荼羅で、蓮華・宝珠・仏塔・金剛杵等が描かれている。
○羯磨曼荼羅:仏像で構成された曼荼羅、『立体曼荼羅』とも呼ばれる。
○大麻曼荼羅:阿弥陀如来の浄土を描いた曼荼羅で、浄土信仰などで主に用いられる。
○熊野参詣曼荼羅:『熊野古道』への参道を描いた曼荼羅。
○別尊曼荼羅:単独の仏を中心とした曼荼羅。

参考

ナツメ社 図解雑学 『密教』

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最終更新:2006年05月28日 18:53