一休(1394~1481)

一休宗純は日本の禅僧である。

 とんち坊主として、世間的には良く知られているが、自らを『狂雲子』『夢閨』と名乗り、遊郭に出入りしたり木剣や髑髏を持ち歩いたという逸話もある。とんち坊主として有名になったのは、江戸時代に出版された『一休頓智談』と呼ばれる本が所以であると言う。
実際の一休は人生で二度にわたり、自殺を図ったりとストイックな面もある禅僧でもある。
一休は京都の民家に生まれたが、後小松天皇の落胤といわれる。六歳で周建と言う名をもらい安国寺の侍童となり、十三歳で建仁寺に移るが、十六歳で同寺を出て諸師に歴参。応永二十二年大徳寺の宗曇に弟子入りし、宗純と名乗った。

参考

学研発行 仏教人物の辞典

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最終更新:2025年05月23日 17:36