3.2.ロープワークの基本

3.2. ロープワークの基本

 ロープを手に入れた人類は、これを操って様々なことを実現し、飛躍的に文明を発展させました。結ぶ、固定するといったロープの使い方は人類の財産であり、海の上でも大いに役立ちます。以下に挙げる結び方は基本として覚えておきましょう。シンプルに結べ、力が掛かっても解けにくく、外すときは簡単である、というのがロープワークの大原則です。

結ぶ:八の字結び(エイトノット)
 ロープの端を丸く結ぶ方法で、結び目が8の字に似ているのでこう呼ばれます。


繋ぐ:一重つなぎ(シートベンド)
 2本のロープを繋ぎ合わせる方法です。


纏める:巻き結び(クラブヒッチ)
 ものを纏め合せる時や、棒などにロープを簡単に固定するときに使う結び方です。


固定する:もやい結び(ボーラインノット)
 元々は舟をもやうための結び方で、用途が広く便利な結び方です。


締める:南京結び(ナンチンヒッチ)
 トラックの荷台の荷物を締め上げるときなどに用いる結び方です。
最終更新:2005年10月04日 17:27
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