4.4.基本テクニック

4.4. 基本テクニック

 ストロークは大きく分けて5つの動き(リーチアウト→キャッチ→プル→リリース→リカバリー)に分けられます。
 タイミングは「1」がキャッチ→プル、「2」がリリース→リカバリー、「3」がリカバリー→リーチアウトとなります。実際のレースの時は、リカバリーの動作を早くして、「1」がキャッチ→プル、「2」がリリース→リカバリー→リーチアウトとなります。また、プルの時に息を吐き、リカバリーで吸うようにすることで、自然な呼吸ができます。

''リーチアウト''
 上体の傾きを変えずに両肩を大きくひねって、パドルをできるだけ前方へ伸ばします。背中は真っ直ぐに伸ばして胸を張ります。
&ref(リーチアウト1.JPG)


''キャッチ''
 リーチアウトした位置から、素早くブレードを根元まで水に差し込みます。この際、音を立てたり、泡を立てたりするのは禁物です。カヌーのスピードへの影響が最も大きいのがキャッチですから、流れるような動きでキャッチしないと、折角のスピードを一気に殺してしまうことになります。
&ref(キャッチ1.JPG)&ref(キャッチ2.JPG)&ref(キャッチ3.JPG)


''プル''
 最初にひねった上体を戻しながら、同時に腹筋を使ってカヌーをパドルへ引き寄せます。下側の引き手に7割、上の押し手に3割の力を掛けます。肘は特に曲げたりしません。プルのスピードがカヌーの加速を決定付けるので、ここにパワーを集中させて下さい。
&ref(プル1.JPG)


''リリース''
 自分の腿付近までカヌーをパドルに引き寄せたら、パドルがブレーキにならないよう、スムーズに引き上げます。押し手の親指をグリップに引っかけて、斜め前方へ引っ張り上げるイメージです。リリースの際も、流れるような動きでパドルを引抜かないとブレーキになってしまい、折角の加速が無駄になります。
&ref(リリース1.JPG)&ref(リリース2.JPG)


''リカバリー''
 全身をリラックスして両肩を回転させながら、遠心力でパドルを前方へ持っていきます。
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最終更新:2007年12月09日 22:20
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