寂しがり毛利 吊り橋を渡る
捨て駒 全員に 嫌われた
橋の向こうで出会った奴は
日輪によく似た姿だった

お前は 我が 怖くないのか?
逃げずに居てくれるのか?
吹き抜ける風と共に
一度だけ頷いた

涙の理由を 知って居るか
我には判らぬが
濡れた頬の 暖かさは
恐らく そなたが授けたのだ

雨の日も毛利 吊り橋を揺らす
金色の琥珀を 携えて
今日の土産は いつも無口な
そなたによく似た色の宝玉

放たれた火矢 燃ゆる吊り橋
痛みに目を醒ませば
天は遠く 狭くなった
そなたを泣かすものか

この戦極の光は 届いておるか
この通り 心配は要らぬ
濡れた頬の 冷たさなど
生涯 そなたは知らずともよい

止まない雨に 血は流れ逝く
もし生まれ変わるなら
そなたのような 姿になれれば
愛して貰えるのか…

もう戦極の火は 消えたのだが
不思議と寂しくはない
濡れた頬の 冷たさなど
恐らく そなたが奪ったのだ

涙の理由を 知って居るか
我には判らぬが
この心の 暖かさが
そのまま 答えで良いようだ

季節は巡り 春が訪れ
谷底まで 金色の化粧
一面に咲く 蒲公英の花
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最終更新:2007年12月09日 22:52