06-03.量子化学 - 趣品評舞踏会まとめ@ wiki

量子化学

九条杏子様,新卒社会人様,ゲストの皆さまこんばんは。
第6回趣品評舞踏会開催決定おめでとうございます。

今回の趣は量子化学についてです。
量子化学とは量子力学の力により見た化学の世界です。
詳細と正確性は本筋と関係のないので抜きとします。

良さをわかりやすく表現するために例として一つの分子を取り上げましょう。
分子を構造式で描き表した時の可愛らしさは有名ですが、私が伝えたいところはそこではありません。
ある分子の名前を知っていてもその分子の形はわかるでしょうか？
その形を捉えるのに記号的に書かれた構造式を調べてみてもいいでしょう。
しかし構造式で表せれる情報で足りるでしょうか？
3Dで描かれた丸と棒で模られた分子モデルをみるのもいいでしょう。
しかしそれも原子核のある位置同士を棒でつなげたものなのです。
実際にその上には電子達の宇宙が広がっているのです
人が見ることが叶わない電子達のざわめきがそこにあるということなのです。

分子の表面の電子達の宇宙は
あるところはキュッとくびれ
あるところは豊満に
あるところは弾け飛びそうなほど荒々しく
あるところは動くことない静寂が
そんな宇宙により起こりうる現象にわくわくし、妄想を掻き立てて堪らないのです。
(※以下この子や他の子などは分子などを意味します)
この子はどう動くのだろうか？
他の子とはどう触れ合うのだろうか？
何故この子はそんなことができるのだろうか？
そんな妄想の一つの答えをこの子達の一つ一つの小宇宙を覗くことで少し見つめ返し囁いて教えてくれるのです。
なので私は分子の名前を知ると興奮し、その子の姿を覗きたくてたまらなくなるのです。

ここでは分子としましたが、それは原子一つであろうと金属結晶であろうと変わりません。
日常に感じる香り、味、質感、薬の効果などがこの子達によって生み出されているのです。
感じることのできる感覚とみることのできないこの子達の躍動が結びついているという事実とまだ知らないこの子達の無限の可能性により、私はこの小宇宙に飛び込むのです。

そして身の回りを包む物質のハーレムを今後も量子の目をつかって知的好奇心の捌け口にしていくのだと思います。

以上乱文長文失礼しました。

二次創作,商用利用可

29:07頃より

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