あらすじ
ある日、パワプロが目を覚ますとあたりの景色が古臭くなっていた。
訳が分からない内にパワプロは友人の凡田と共に徴兵され、補給兵として戦地に送られてしまう。
登場人物
どの人物も表サクセスの名前と役柄を変えて登場している。
登場人物の名前か登場人物の名前の括弧書きの振仮名後の括弧書きの名前が
表サクセスでの登場人物の本名で、括弧書きの数字が本作まで登場した登場人物の
表サクセスの登場作品。表サクセスでの登場人物の本名が無い人物が表サクセスの
登場人物と同一人物。
主要人物
パワプロ(2裏主人公)
表サクセスの
主人公と同一人物。
元々はドリルモグラーズに所属するプロ野球選手だったが、
ある朝目覚めると戦時中の日本にタイムスリップしてしまっていた。
そしてそのまま戦場に補給部隊の隊員(輜重兵)として送り込まれてしまう。階級は二等兵。
他のキャラ達は軍服を着ているが、パワプロだけは戦場でも野球のユニフォームを着ている。
凡田(ぼんだ)【凡田 大介(ぼんだ だいすけ):『2』】
表サクセス同様、パワプロの相方メガネ役。同じ補給部隊の隊員であり、
表サクセスと同様にパワプロとは親友。階級は二等兵。
結末次第では表サクセスの凡田も登場する。なお、100週目を迎えると意味深な台詞を吐く。
仲間
古沢(ふるさわ)【古沢 小一郎(ふるさわ しょういちろう):『2』】
パワプロが所属する補給部隊の隊長。パワプロに任務内容を説明する役割も担っている。
階級は軍曹。100週目を迎えた際にはパワプロに勲章を授与する。
倉刈(くらがり)【倉刈 仁志(くらがり ひとし):『2』】
同じ補給部隊の隊員。古沢に比べ、イベントや任務での出番はあまり多くない。
かつて雑草を食べて赤痢になったことがある。
どみお(ドミオ・バンデラス:『2』)
同じ補給部隊の隊員。敵国の人間にしか見えない外見で、
しかも「ウォーター」や「サージェント」といった敵国の言葉を使っているが、
パワプロ以外は誰も彼のことを疑わない(それどころかむしろドミオを怪しんだ
パワプロがスパイ扱いされる)。なお、このサクセス中では表記が「どみお」となっている。
荒井三兄弟(あらいさんきょうだい)/荒井 金男(あらい かねお)、荒井 銀次(あらい ぎんじ)、荒井 春男(あらい ぱるお)【荒井三兄弟(あらいさんきょうだい)/荒井 金男(あらい かねお)、荒井 銀次(あらい ぎんじ)、荒井 春男(あらい ぱるお):『1』『2』】
同じ補給部隊の隊員で、三つ子。サイズが合わない弾薬を無理矢理ねじ込んで銃を暴発させたり、
銃を磨きすぎてゲリラの的にする等、しばしばトラブルを巻き起こす。
表サクセスのように3人1組で登場せず、一度のイベントで1人しか登場しない。
畑山(はたやま)【畑山 憲男(はたやま のりお):『2』】
戦闘機パイロット。
たびたび撃墜されたり整備不良で墜落しパワプロの部隊に救助されているが、
毎回生存している。「ロクな武器のないうちの軍隊だけど戦闘機は世界最高」と
パワプロや凡田から頼りにされるが、連続イベントの中盤では
「いつまでたってもマイナーチェンジの繰り返しで、とっくに戦闘機の技術は追い越された」という
愚痴をこぼしており、敵との圧倒的な戦力差から「この戦争は負けだ」と断言している。
水木(みずき)【水木 卓(みずき すぐる):『2』】
戦車隊の隊員。「てつウシ」という戦車に乗っている。
登場するたびに敵戦車や爆撃などであっさり撃破されたり、
戦いもせず一目散に逃げるので次第にパワプロ達からアテにされなくなる。
畑山と同じく撃破されても毎回生存しており、何度撃破されても新たな戦車を
配備してもらえることを自身も疑問に思っている。パワプロや凡田と同様に元野球選手で、
連続イベントの最後では「こんな戦いで死にたくない」としてひたすら逃げることを決意する。
作中で登場するてつウシは1-9号まで。なお、てつウシ1-4号は九七式中戦車、
5号は「砲身が細くて長い」と主張していることから九七式中戦車の新砲塔が配備された模様。
6号以降は「小さくなった分速度が速いのですぐ逃走できる」とされている。
駆(かける)【任月 駆(にんげつ かける):『2』】
司令部の司令官で、パワプロの部隊の最高責任者。階級は少佐。
登場するのは冒頭とエンディングのみで、出番はほとんどない。
戦争に負けたことを喜ぶパワプロに対し一度は怒りながらも、
「戦っているというより、一方的に殺されている」という主張を受け
「うーん確かに…」と納得してしまうなど表での気の弱さは相変わらず。
野々村(ののむら)【野々村 耕造(ののむら こうぞう):『2』】
北方戦線の駐屯部隊の隊長。パワプロに地元住民を刺激しないよう促す他、
パワプロの部隊に戦闘が激化している西方戦線、南方戦線への転属命令を出す。
任月(にんげつ)【任月 高志(にんげつ たかし):『2』】
西方戦線を指揮する参謀長。タカ派の軍人で、補給部隊である主人公達も
最前線に参加させる。部下の命よりも自分の命令や面子を重んじるタイプ。
豚に荷物を運ばせる「トンカツ作戦」といった無茶苦茶で理不尽な命令をしばしば出す。
果てにパワプロたちが餓死寸前でありながら、
本部で一人すき焼きを食べていたりと軍人としての素質は低い。
磯田(いそだ)【磯田 修一(いそだ しゅういち):『2』】
南方戦線の指揮官。階級は曹長。軍規に厳しく生温いパワプロに度々叱る。
しかし「戦術的撤退と敗走は何所が違うんです?」という指摘に「さぁ...?」と戸惑ったり、
死体処理を嫌がるパワプロに説教をしながらも「くれぐれも丁重にな...」と
志半ばに散っていった部下や、仲間の死体を焼かねばならない主人公を気遣うなど、
任月に比べれば人間味のある人物。
敵
曽根村(そねむら)【曽根村(そねむら):『2』】
敵国の司令官。用心深い性格で、パワプロの補給部隊を
「放っていても崖から落ちるだろうがどうせなら背中を押してやる」と
激しい攻撃を仕掛けてくる。
槌田(つちだ)【槌田(つちだ):『2』】
曽根村の部下の将校。
竹中(たけなか)【竹中 昇(たけなか のぼる):『2』】
曽根村の部下で、コマンド部隊の隊長。曽根村の命令を直接実行しているのは彼である。
アルベルト【アルベルト・安生・アズナブル(アルベルト・あんじょう・アズナブル):『1』『2』】
パワプロの部隊に捕まった捕虜。食料の問題で何度も脱走を行うが、
その度に捕まってしまい、最終的にパワプロ達と友好的になってしまう。
元々は野球選手だったと語る。衣装は軍服でなく表サクセス同様赤スーツ姿。
その他
ダイジョーブ【ダイジョーブ:『1』『2』】
「ダイジョーブ島」で日々怪しげな研究を行っている、生物兵器研究の第一人者。
手術内容は骨を別の物質と入れ替えたり身体を名古屋コーチンと合成したりと過激。
博士に改造手術をしてもらうと一定の確率で能力が上がる。
犬(いぬ)【犬(いぬ):『2』】
西方戦線の定期イベントで登場する端役。
「トンカツ作戦」が失敗して飢えているパワプロと凡田の前に現れ2人に
豚と勘違いされ襲われる。このイベントでは体力が回復。
最終更新:2020年08月14日 16:54