これは、まだ日本がいろんな国にわかれていた頃のお話。
その中の、ある国のあるお城である日、お姫様が...
姫「ふふふふふ~~~~~~~ん。
世の中には、野球という遊びをする人形があるそうじゃ。
わらわ、その野球人形とやらが見てみたいの~~~~~~~♡」
大名「野球人形.....? ううむ、どうやって手に入れたものか。
そうだ、こんなときこそ忍者じゃ。使いのものを「風賀の国」に走らせい!」
「む~~~~~~ん。わかったんだな~~~~。」
かくして、野球人形を見つけ出す依頼書をたずさえた3人が、
忍者の国、風賀へと向かったのだった。
...ところがこの3人。ささいなことが原因でケンカを始めてしまい...
それぞれが別の忍者の里、すなわち火竜・水虎・月光に依頼書をもっていってしまったのだった。
ほどなく、3つの里の頭領たちはこのことに気づいた。
火竜の頭領「なにぃ? われら火竜以外にも野球人形の仕事を頼んでいただとぉ?!」
水虎の頭領「キーッ、なんですってぇ?! 天秤にかけられるとは、わが水虎もナメられたものね!」
月光の頭領「このままだと、これまでの月光の仕事が
タダ働きになってしまうのか? ただでさえお金がないのに!」
火竜・水虎・月光の頭領「こうなったら戦争だ!」
こうして風賀の国の3つの里は野球人形をきっかけに壮絶な戦いに突入したのだった。
はたして、野球人形を手にするのはいったいどこの里なのか?!
「パワプロ! 野球人形の話は聞いているわね?」
パワプロ「はい、教頭斎様。」
教頭斎「じゃ、とっとと、火竜と月光のバカどもをやっつけてきちゃってちょうだい!」
パワプロ「は?」
教頭斎「ああん、もう、ぜんぜんわかってないじゃない!
中忍頭の外藤! このおバカに説明しておあげ。」
外藤「へい。野球人形の中心となる部品が、
「心」「技」「体」の3つの珠なんは知っとるよな?」
パワプロ「はい。先日、そのうちの体の珠が手に入ったことは聞きました。」
外藤「ところが、火竜が技の珠を、月光が心の珠を、それぞれ手に入れたことがわかったんや。」
パワプロ「えっ? でも、ほかに珠はないんですか。」
外藤「今のところは、見つかっとらんな。
野球人形の珠は南蛮渡来のカラクリでまだこの国じゃ作れへんのや。
そやから、よその持ってる珠を奪い取らんと人形は作れへん。」
パワプロ「...なるほど。」
教頭斎「それに、火竜と月光の連中、前から気にいらなかったのよね。
いい機会だから、この風賀の国をわが水虎のものにしちゃうのよ♡
それと...凡田ちゃん!」
凡田「はい、ここでやんす。」
教頭斎「アンタ、戦いはぜんぜんダメだけど、
金勘定だけは得意だったわよね。パワプロについてって協力なさい。」
凡田「了解でやんす!」
(そして...)
ルール説明を見ますか?
見る
パワプロ「大勢の部下をあやつるなんてずいぶん面倒くさそうだな。」
凡田「なに言ってるんでやんす。
パワプロ君の部下は、今この時点では戦えないオイラだけでやんすよ。」
パワプロ「へ、俺たちだけ?!」
凡田「まあ、集めればもう少し人数が増えるでやんすが、せいぜい10人程度でやんすね。」
パワプロ「そんな人数で戦争できるの?」
凡田「オイラたち忍者は、とにかく足が速いでやんす。
こんな狭い風賀の国なんて、どこでも、すぐに行けるでやんす。
だから、人数が少なくても配置したりする必要はないのでやんす。」
パワプロ「たしかに、敵のいないところならそうかもな。」
凡田「敵の土地を占領したい時は攻め込むコマンドで場所を選んで、
攻撃するメンバーを3人まで選ぶだけでやんす。
それから、攻撃できるのは味方の土地のとなりだけでやんす。
さっきパワプロ君が言ったように敵の土地は、危なくて走り抜けられないでやんすからね。」
パワプロ「なるほど...」
教頭斎「なにグズグズしてんのよ! まずは北の火竜の関所を攻めてらっしゃい。」
パワプロ「え、俺一人でですか? とりあえず仲間を集めて...」
教頭斎「奇襲攻撃よっ! あの関所さえ落ちれば、
火竜なんてイチコロなんだから♡ さあ、とっとと行ってらっしゃい!」
パワプロ「は、はーい!」
こうしてパワプロは、ひとりで北の火竜の関所に攻めさせられることに。
パワプロ「うぉー、この関所はもらったー!」
(ドカーン!)
パワプロ「...待ち伏せされてる。」
パワプロは関所の敵にあっけなくボコボコにされた。
パワプロ「とほほほ...ひどい目にあった。いきなり関所はムリだよ。」
凡田「関所みたいに特別な場所の守りは固いでやんすからね。
とりあえず、南西の沼づたいに領地を広げてはどうでやんす?」
外藤「おい! 妖怪たちが、水虎城の西へ攻めてきたぞ!」
パワプロ「妖怪だって?!」
凡田「この土地に、昔から住んでいた連中で最近、凶暴化してるでやんす。
風賀の国も3分の1くらいは妖怪たちの支配下でやんす。」
パワプロ「そんな連中相手に、守りきれるかな...」
ルール説明を見ますか?
見る
凡田「こちらも、迎え撃つ忍者を最高3人まで選ぶのでやんす。
なお、全滅したり「逃げる」とその土地は奪われてしまうでやんす。」
パワプロ「それは大変だ!」
凡田「それだけじゃないでやんす! ある土地を奪われたために、
水虎城とつながらなくなった土地は全部「中立」になってしまうでやんす。」
パワプロ「「中立」って?」
凡田「妖怪に占領されてしまうのでやんす。
あらためて攻撃して占領しないとオイラたちの土地に戻らないでやんす!」
パワプロ「よし、わかった! 3人まで選ぶんだな?! ...って、俺しかいないじゃないか!」
外藤「安心せえ。これからは、おれがお前の下につくことになった。
まあ、今回は2人でなんとかなるやろ。」
パワプロ「じゃあ、俺と外藤さんで迎撃ですね!」
外藤「その前に、この薬を使っとけ。」
HPが全回復した
外藤が仲間になった!
水虎城の西の街道
パワプロ「妖怪どもめ、覚悟しろ!」
外藤「行くぞ、パワプロ!」
(ギャアァッ!)
パワプロ「ふんっ!」
外藤「おりゃっ!」
(ギャアァァァァッ!!)
パワプロ「あと1体!」
外藤「水遁の術!」
(ウギャアアアアア!!)
パワプロ「よし、やっつけたぞ!」
外藤「今回は敵が弱くて助かったが、強敵が襲ってくる時もある。
勝てないと思ったら、さっさと逃げ出すのも作戦だぞ。」
パワプロ「はい、わかりました!」
(戦争に終止符を打つ者よ...いつも見ているぞ...)
謎の声により、マスターリングが現れた!
パワプロ「これは...」
パワプロはマスターリングを手に入れ、すぐにはめ込んだ!
そして、あわび村で村上との一騎打ちに勝って仲間にした。
しじみ沼、月光の西の関所を占領して月光城へ攻め込み、城下の敵を突破した!
いよいよ月光の頭領のところへ...
愛「父上! ついに、敵がこの城に...」
野々村「ふむ。月光300年の歴史も、ついに、わしの代で終わるか...
いや、そういうわけにはいかんな。愛! 今すぐこの国から逃げろ。」
愛「! 父上はどうするのです?」
野々村「わしは月光の当主としての役目がある。
わしまで逃げ出したら、月光のために命を落とした部下に顔向けができん。」
愛「ならば、私もともに戦うことをお許しください!」
野々村「ならん! おい、水木、倉刈!」
水木・倉刈「はっ、ここに!」
野々村「愛を連れて逃げよ。引きずってでもな!」
愛「い、いやです! 父上! 父...お父さん!!」
水木と倉刈は、愛を連れて城から脱出した。
野々村「.......老いたりといえど、わしとて月光の当主。
若僧どもに、ただで首などやるものか。」
パワプロ「あ、見つけたぞ!」
野々村「とうとう来おったか。月光当主、野々村の技を見よ! さあ、かかってきなされ!」
影忍と月忍撃破後
野々村「なかなかやるのう。わが月光当主、野々村の真の技をとくと味わうがよい!」
野々村は風を身にまとった! 素早さが上がった!
野々村「ゆくぞっ!!」
(シュッ!)
外藤「消えた!? ぐおっ!?」
(ドン!)
野々村「ふふっ、口ほどにもないのう。」
野々村は素早さ動きでパワプロたちを翻弄し、かまいたちの大術と爆弾で猛攻をかけていく!
パワプロ「ぐわっ!」
外藤・村上「ぐわぁっ!!」
(ビューーー!)
(ドガーーーーン!)
パワプロ「どうなってるんだ、姿が消えるなんて!?」
野々村「はっはっはっ! わしの動きは捉えられぬ! ゆくぞ!!」
みんな「うわあぁっ!!」
パワプロたちは野々村の素早さに翻弄され、一方的にやられてしまった。
パワプロ「ぐっ...うぅ...」
野々村「月光当主、野々村の技を思い知ったか!」
外藤「どうしたらええんや...! くっ...」
パワプロ「そうだ! 殴ってるところには必ず手の届くところにいるはずだ!」
村上「そうか、そういうことか!」
野々村「強がりは見苦しいぞい!」
パワプロ「ぐうぅっ!」
パワプロは自分の体に野々村の攻撃が当たったところに気づき、ダメージに耐えながら野々村を掴んだ!
野々村「ぐっ、しまった!」
外藤「さ、さすがやなパワプロ...力技すぎるぞ。」
パワプロ「今だ、みんな! 攻撃してくれ!」
外藤・村上「どりゃあぁっ!!」
パワプロは野々村に頭突きを加え、外藤と村上の集中攻撃!
パワプロ「やったか!?」
しかし、この程度で倒れる野々村ではない。
野々村「なかなか楽しませてくれるではないか。しかし、遊びもこれで終わりだ!」
野々村がかまいたちの術をためて放とうとするところで...
パワプロ「でえぇぇぇい!!」
(ズバッ!!)
野々村「ぐあぁーーーーーー......!!!」
野々村撃破後
パワプロ「よし、大将をやっつけたぞ!」
凡田「やったでやんす! 月光の城を落としたでやんす!」
パワプロは月光の城を占領した!
凡田「水虎の領地が増えたでやんす! それに新しい球が手に入ったでやんす!」
心の珠を手に入れた!
月光の全領地が水虎の領地になりました!
そしてパワプロは火竜の城を占領して技の珠を手に入れた。
野球人形を殿様のところへ運ぶところで妖怪軍団の頭領が襲ってきた!
頭領が繰り出してくる巨大な兵器とは...?
それは月光編オリジンで確かめてほしい!!
最終更新:2023年04月06日 17:02