“短気の”フツ

魔族の男。
4メートル近い身体の各所から噴出する暗い炎が特徴の巨漢。
性格は怒りっぽく直情的。

強い者の噂を聞くと勝負を仕掛けずにはいられない歩く災害。
魔法の才は一切無いが近接戦闘が得意であり、単純な腕力だけなら魔界の鬼にも匹敵する。
その力は剣をへし折り、盾を砕き、鎧をひしゃげ、魔法を殴り返す程。

現在はリスリー博士に勝負を挑もうと彼方此方探している様子。
だが会えたとしても適当にあしらわれ、崖に落とされたりトラップに引っかけられたりしてその間に逃げられているようだ。

博士の著書の幾つかには数行ではあるが彼の事が書かれている事もある。
『ペタツール調査日誌』曰く、『馬鹿みたいに罠に引っかかる』
『竜談話録』曰く、『死なない馬鹿』


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最終更新:2024年02月23日 21:02