死の泉

白壁のとある場所に湧く温泉。
泉温は１００℃以上と高温なうえ、適温にまで冷ましてもこの湯に浸かった者は例外なく謎の死を遂げる事で有名。
『異常な程に頭髪が抜け落ちた』『浸かった部分に火傷のような傷が生じた』『些細な事で出血するようになった』等々が報告されている。

この泉の正体は白壁の遥か地下に存在するウラン鉱脈が地下水に浸され、発生した熱により沸騰した水の一部が地上に湧出したもの。
当然その水は強烈な放射能を帯びており、それに浸かろうものなら放射線による被害を受けるのも無理はないのだ。