コンゴウダイ

頭部から2本の角を生やしたイシダイの仲間。
光沢を帯びた紫の鱗に乱杭歯を備えた頑強な顎を持つ。
更に金剛の名に恥じぬ硬質な鱗はサメに噛まれた程度では傷一つ付かないとも。

非常に食欲旺盛、且つ雑食性。
咽頭歯と呼ばれる石臼の様な部位を持ち、これにより甲殻類や貝類も噛み砕いてしまう。
海草まで根こそぎにしてしまうので人魚族からは『サメよりもタチが悪い』と嫌われている。

一方でその身は淡白かつ上品な脂が乗って非常に美味。
しかし鱗の硬さから並みの調理器具では歯が立たない為、メルグ以外の市場で並ぶ事は少ない。


関連



最終更新:2024年10月07日 10:53