メルグの大調理道具

『メルグの大包丁』
料理大国メルグの包丁は食材の質を損なわぬ為に極限の切れ味を求められる。
この大包丁は魔物の肉を捌く為の物であり、切れ味に加えて頑強さも併せ持っている調理道具。

ショートソードよりも大きな刃は武器としても充分に使えるだろう。
だがメルグの職人達はこの包丁が武器として扱われる事を快く思ってはおらず、冒険者相手には販売なんてしてくれないだろう。

『メルグの大肉叩き』
筋ばった肉や殻を割るのに用いられている道具。
その中でもこの『大肉叩き』は魔物の肉を柔らかくする為に使われている物。

戦槌並みの大きさから武器としても十分な打撃力を持つ。
しかしメルグの職人達は武器として使われる事を快く思っておらず、明らかな冒険者の風貌をしている相手には売ってくれないだろう。

『メルグの大麺棒』
料理大国メルグの麺棒は料理人の為に程よい太さと重量、取り回しの良さを追及されてきた。
その中において大麺棒は様々な固さや厚さの生地を自在に伸ばせるよう、厳選された硬い樹木の芯材を利用して作られている。

その長さと比重は棍として利用するのにも理想的。
しかしメルグの職人達はそれを快くは思ってはおらず、冒険者の風貌をしていては購入なんか出来ない。

『メルグの大まな板』
メルグで使われている巨大まな板。
モノによっては全長が3メートルを超える事もある。

木製ながら非常に頑丈なので盾としても使えそうだ。
だがあからさまな冒険者の格好をした者がまな板をくれと言った所で断られるのがオチである。
買えたとしても持ち歩くようには出来ていないので大人しく普通の盾を買った方がいい。


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最終更新:2025年01月16日 23:17