マダム・ラット

フラソヌールの下町で雑貨屋を営む日鼠族の女性。
年齢は四十代後半。
一見すると普通の温和そうなおばさんだが、ユグレス各地に根を張らせた『情報屋』のギルド幹部と言う顔を持っている。
迷い猫の居場所から隣接する国家の些細な動向、更には犯罪組織の帳簿の内容まで手中に収めているとも。

因みにこれらの『情報』は信用の下に売買が可能。
だが基本的にマダムの言い値であり、買い叩かれる事も多い。
この事からつけられた二つ名は『ネズミの姿をした毒蛇』…。
利用する際はよく考えたほうが良いが、それでもその情報力から彼女を頼る者は少なく無い。

ミスター・ヴァンパイアの『素顔』を知っている希少な人物でもある。


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最終更新:2024年01月25日 21:53