西ギールシクリヒト大陸南部を中心に生息する一年草、または越年草。
染料・顔料・化粧品・薬の原料として古くから栽培されている。
春から夏にかけて枝先に頭状花をつけるが、名前に反して花の色は白もしくは淡いピンクであり匂いも少ない。
加工法によって七種の異なる色出しが可能という特性からこの名が付けられたと言われている。
染料加工の研究は今でも続いており、現在では20~30もの色味を表現する事が可能。
多彩な色出しが可能である反面、染色屋の腕次第で色味に差が出やすい欠点がある。
が、それすら虹色草の染め物の味であるとして愛好者も多い。
乾燥させた花弁と種子から絞り出した油は薬としても用いられる。
主な薬効は血行促進、滋養強壮、軽い催淫効果。
加工品の多くが
アルジュハ神の司る産業に関わる為か、かの神に祝福された花とされアルジュハ神殿に奉納されている。
関連
最終更新:2022年10月30日 16:16