シャルロット・ハウス

フラソヌール共和国に在住する十六歳の少女。
親しい者からは『シャル』の愛称で呼ばれている。

自らを『名探偵』と名乗り、得られた僅かな情報と状況からその場で何があったのかを推理するのが得意。
推理する際には祖父から貰った(火のついていない)パイプを咥えながら思考を巡らせるのが癖のようだ。

元々はブリガニー王国出身であり、彼女の祖父は国王直属の『黒隊』に在籍する優秀な諜報員だったとの事。
しかし『とある事件』の調査に出たのを最後に行方不明となり、直後に何らかの罪を犯したとして隊から抹消扱いに。
そして残された家族も追放されるかのように国を追い出され、フラソヌールに流れて来たと言う経緯を持つ。

幼少時から祖父に強い憧れを持っており、パイプを咥える癖も現役時代の祖父の真似。
やや芝居じみた男性的な言動も祖父を意識した結果らしい。

現在は陽犬族の少年ワトルを相棒に、ギルドボードの片隅を間借りするようにして街中専門の探索依頼を受けている。
その他、何かしらの事件やトラブルが発生すると自分から首を突っ込んでいくようだ。

祖父の潔白を誰よりも信じており、いつか祖父の除名処分の原因となった『事件』に隠された真相を解き明かすのが夢。


ちなみに…。

頭の回転の速さは確かであるが、興が乗ると止めどないぐらいに深読みして肝心の推理が空回ったりする事も。
さらに根は臆病気味なので、相手から「それだとおかしくないか?」等と問い詰められたら途端に腰が引ける模様。

その度に横目でワトルを見て、彼からのフォローを受けているらしい。


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最終更新:2023年12月06日 17:21