日輪芥子

『ニチリンゲシ』
日当たりのよい平地を好む芥子の一種。
土壌の良い場所では10メートルもの背丈に成長する事も。
花が終わるとゴマのような種が大量に詰まった芥子坊主と呼ばれる実をつけ、種は栄養価の高い食品の素材として使われる。

若い果実からは粘り気のある白い液体を採取する事が可能。
これには強い鎮痛成分が含まれており、古来から痛み止め薬の原料として珍重されてきた。
だが近年はこの果汁を良からぬ目的で使用し売買する者が増えてきたようである。


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最終更新:2024年10月18日 09:58