クリスガーラス周辺の砂漠や荒れ地に生息する半人半蛇の姿をした
混魔族の一種。
女性しか存在しておらず、旅人の男(
人族、亜人問わず)を誘拐して繁殖する。
長い蛇の下半身に美しい容姿をした女の上半身を持つが、性格は冷酷で加虐的。
彼女達にとって捕まえた男は繁殖の為だけの道具であり、それをどう扱うかはその時の気分次第。
むしろ時間をかけ、死ぬ寸前まで痛めつけてから繁殖行為を行う方が良い卵を産めるという思考の様だ。
もし砂漠で全身の骨をへし折られて転がっている死体や苦悶の表情を浮かべた石像を見つけたら注意するように。
【エキドナ】
人族側の記録には過去に数体の遭遇例しか存在しない、ラミアの内から稀に生ずる
上位種。
太く長い大蛇の下半身を持った妖艶な女という姿はそのままに、頭髪の一部が蛇の如くな形状をした器官になっているのが特徴。
上位魔族に迫る程の膨大な魔力に加え、
石化等といった強力な
魔眼を有する強敵である。
ラミアは他種族の雄を用いてラミアの仔を産むが、エキドナは雄側の持つ能力を引き継いだラミアの仔を産む事が可能であるようだ。
ただし強力な仔を産むには相応の資質を持つ雄の存在が不可欠であり、またそのような仔を受胎する率も非常に低いとの事。
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最終更新:2025年05月17日 01:39