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マズイ

カンミ・カムイ島にのみ生息する謎の生物。
カエルのような手足を持つ扁平な肉塊という奇妙な姿をしている。
大きさは2メートル前後。

目や口は一応あるものの、小さすぎて外見からは判別がつかない。
内臓も口から肛門まで1本の紐のような短い管だけであり、心臓や肺も管と一体化した付属物のようなモノ。

普段は殆ど見つからないが、大凶作の年には大量に地面の下から現れて地表を動きまわる。
だが特に何か害を及ぼす訳でもなく、動きも非常に鈍いので捕獲は容易。
カンミカムイの民はこれを神からの贈り物として『マズ・カムイ』と呼び、神聖視しているようだ。

名前とは裏腹に非常に美味で、客人に出す食材としては特上の物として扱われている。
島の外から来た人間は『マズイ肉』と言われて料理を出されても抗議なんかしないように。


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最終更新:2026年06月05日 02:03