染料ゴケ

比較的冷涼、かつ乾燥した地域の岩の表面に発生する地衣類の一種。
この苔から抽出した色素は古来から染料として用いられていた為、この名で呼ばれているようだ。

色素を抽出する際に酸性の液体を使うと赤色に、アルカリ性の液体を使えば青色に変化する。
この性質を利用し、酢や灰を用いて色を調整していた。

色素は水に溶けやすいので洗濯時の色落ちに注意。


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最終更新:2022年12月10日 19:01