バルン

風船状に膨らんだ肉の袋のような魔物。
普段はしぼんだ状態で土の中に潜んでいるが、敵の存在を察知すると体内でガスを発生させて空中に浮かび上がる。
ガスを敵に吹き付けて攻撃してくる他、衝撃を受けると大きな爆発を起こす。
第三次魔族侵攻時に魔族が作り出し、警戒網として陣地周辺に放っていたものが野生化・増殖して今に至る。
現在でも拠点を持つ魔族には好んで使われているようだ。


【バルーンサイレン】

戦時中に魔族に作られ、警戒用に使用されたバルンの改良型。
浮遊する肉袋状の身体に幾つもの口が着いているのが特徴。
爆発はしなくなったが、探知圏内に侵入した敵対者に反応すると叫び声をあげて周囲に敵の存在を知らせる。


【グレムアイ】

浮遊する肉袋状の前面に巨大な単眼が着いた監視・偵察用の魔物。
眼球部の周りに突き出た肉管から空気を噴出し、低速で音も無く移動する。
これの見た光景は専用の水晶玉等の媒体に映し出されるようだ。


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最終更新:2022年11月11日 20:15