クルエル・メイディア

ブリガニー王国の王都に住む白髪赤目の美しい女性。
かつては一介のメイドとして『とても強く偉大な主人』に仕えていたらしい。
だが何らかの経緯で主が行方知れずとなり、それでも再び出会える事を願ってか今でも常にメイド服を着用しているようだ。

言葉使いや礼儀作法を含めたその立ち振る舞い全てが『理想のメイド像』と周囲から評されている。
彼女を雇いたいと勧誘する貴族が大勢いるようだが、本人は『仕える主人は生涯ただ一人』と全て断っている模様。

月に数回程度であるがメイド教育を施す講座を開いており、仕事に必要なスキルを学ぶ事が出来るだろう。
講習内容はかなり厳しく受講料も割高だが、彼女からの教えを会得すれば『どんな田舎娘でも貴族の屋敷で務められる』とも。