メランの街

グリルグゥルデン帝国の南端域、対岸にメルグの島を眺める大きな街。
海峡を渡るグリル～メルグ連絡航路の帝国側発着港であり、ユグレスからメルグ経由のルートを選んだ旅人の多くが此処から西大陸に上陸する事となる。
この事からユグレスやメルグ出身者達からは『ギールシクリヒトの玄関』と呼ばれ、大陸側の者達からは『楽園（メルグ）への出発港』と称されているようだ。

また帝国内でも屈指の冒険者達が行き交う街としても有名。
故に彼等の所属するギルドやクラン、冒険者向けの店舗や取引案件も数多い。
ユグレスから渡ってきた冒険者の間ではこの地での選択と立ち回り次第で後の運命が決まるだろうとも言われている。