リュウ・ウグルイ

アッシュラ東方政府の最高権力者。
黒い髪を雑に伸ばした痩身の男であり自称『アッシュラ王』の一人。

幼少の頃から王となる為の英才教育を受けており、政治・経済・外交に高い素養を示して神童と呼ばれていた。
軍を率いるのは不得手であるが、部下の性格や能力を把握して適切な位置に適切な将を配置する事には長けている。

民や臣下をよく想い、果てぬ戦火に心を痛め国の未来を憂う。
幼き頃より、アッシュラを良き方へと導かんと努力していた。

の、だが…。

ある日、大臣に『世継ぎを残すのも王の務め』と言われ、大臣の連れて来た女と一夜を共にした結果、快楽に溺れてしまった。
最初は公務中に上の空になったりするだけであったが、大臣が二人三人と女を増やすにつれ仕事を部下に丸投げして後宮に入り浸るように。

最近ではどこそこの村の娘が美しいと聞けば無理やりにでも連れてこいと喚き散らし、隣の国の街の誰それが美しいと聞けば攻め滅ぼしてでも連れてこいと怒鳴り散らす有様。

なんか怒鳴っていたら女を与えておけと臣下達に思われており、かつて神童と呼ばれていたとは思えない程の愚王と化している。


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最終更新:2024年01月06日 18:42