常に分裂と併合を繰り返している小国群。
数百年間に渡って幾度も王朝が興っては滅びを繰り返し、終わる事のない戦乱が繰り広げられている。
その長きに渡る戦乱と夥しい死者から
瘴気が蔓延し国土も荒廃、その影響で凶暴化した生物や魔物も多く生息する危険地帯。
更に貧困等から大半の地域において法や道徳と言ったものが瓦解しており、小さな町や村の住人全員が
盗賊や
山賊団と言う事も珍しくはない。
過去にこの地に出現したとされる
鬼神の存在が初期王朝の成り立ちと関係が深いとされ、一部地域には『
鬼神崇拝』の文化も残る。
また遥か昔から多数の
オーガが棲み付いていた地でもあり、各領地の王や民には鬼との
混血を祖とする血筋が多く見られるようだ。
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アッシュラ勢力図(ロクシア歴1800年現在) |
アッシュラ勢力図(ロクシア歴1800年現在)
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①アッシュラ:ロックビット王朝 |
①『アッシュラ:ロックビット王朝』
諸外国からはアッシュラの正統な統治者として(一応)扱われており、ここの軍が正規軍という事になっている。
衰退と再興を繰り返しながら四百年間近く存続している王朝。
……と、いう事になっているが、前王と現王とで血が繋がっていない。
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②アッシュラ:フィム王朝 |
②アッシュラ:フィム王朝
衰退と再興を繰り返しながら四百年近く存続している王朝。
正統王朝の位置にいた事も何度かあり、ロックビット王朝の政敵。
なお王家の血筋と言う意味では元々は此方が本筋。
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③アッシュラ:ウグルイ王朝 |
③アッシュラ:ウグルイ王朝
衰退したり再興したりしながら三百年近く存続している。
元首は『 リュウ・ウグルイ』
若い頃は民想いの神童と言われたが、女を知った途端にそっちにだけのめりこむ様に。
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④ディエ |
④ディエ
百年程前にウグルイ王朝の一部が離反する形で誕生した勢力。
だが離反早々駆逐され、内部でさらに細かく分裂状態となっている。
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⑤タンラン |
⑤タンラン
百年程前にロックビット王朝の将が謀反を起こす形で誕生した勢力。
一瞬だけアッシュラの中枢を取ったが、その後すぐに駆逐された。
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⑥ジアチョン |
⑥ジアチョン
五十年程前にロックビット王の弟が王位簒奪を企て誕生した勢力。
一瞬だけ国の中枢を抑えたがすぐに叩きだされた。
酋長は『 レドレン・ビット』
常に帯刀しており、気に入らなければ斬り殺すタイプの人。
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⑦ウンズ |
⑦ウンズ
五十年程前にフィム王朝の将が謀反を起こす形で誕生した勢力。
しかしその後3度も動乱が発生し、その度に政権がひっくり返っている。
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⑧ゴースト区画 |
⑧ゴースト区画
元々は単なる平原だったが、それ故に大規模な戦いが幾度も繰り返された土地。
現在は魔物や魑魅魍魎が跋扈する屈指の危険地帯。
地形的にも危険な箇所が大規模に広がっており、毒沼や 瘴気の発生する地点が多数存在する。
おかげで誰も統治したがらず、倫理観に欠けた者や犯罪者達が潜り込む絶好の場所となっているようだ。
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⑨ヘルシャフト |
⑨ヘルシャフト
十年程前に突如として出現した 魔族の支配域。
魔族が支配しているにも関わらず、何故かアッシュラ内で最も治安が良いと言われている。
君主は『 魔将バートリ』
この地を征服の足掛かりとしようとしたが、 タクバツの視界に入り殺されかけた可哀想な人。
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⑩天球園 |
⑩天球園
宗教団体『天の暁鐘』の支配域。
自称地上の楽園が建築されているとか。
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⑪フェニキア公国 |
⑪フェニキア公国
国が動乱状態になった際に独立宣言をして生まれた国。
しかし乱戦状態のゴタゴタで誰も独立宣言を聞いていなかった。
8回くらい滅んでいるが隙を見て復興してくる執念の国。
復興の度に独立宣言をしているがやっぱり誰も聞いていない。
公王は『カンナ・フェニキア』
民に交じって畑弄りとかしている変人。
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⑫タクバツ王の庭 |
⑫タクバツ王の庭
アッシュラの八罪『 タクバツ』の支配域。
王の目の届く範囲、足の向く範囲が領土というあやふやな地である。
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⑬マイ |
⑬マイ
八十年程前に『政治は民がやる!』という一団により誕生した勢力。
議会制民主主義国であり、民の選んだ議員と議長により政治がなされている。
…という事になっているが、そのシステムがきちんと運用されているかどうかは別の話。
議長は『 カクカ・レンカク』
政敵を蹴落とす事に長けているが、別に政治が出来る訳ではないという混乱の元。
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最終更新:2024年06月15日 00:19