フェイスファル・チェリーウェル

ロゼルス国在住、正しき隣人の会シルバーエッジ聖剣士を目指している少年。
親しい人間からは『フェス』と呼ばれる。十五歳。
同年代と比べてやや背が低く、桜色をした自身の瞳が嫌いで隠す為に伊達眼鏡をかけている。
勇者候補である『オードリー・ドゥ・ジャスティスブレイド』に憧れ、彼に師事しているとの事。

幼少時に魔物達によって両親を喪っており、そこをヴィンセント・リデルによって保護された過去を持つ。
その後はゲイル派の教会でマリー・シルバーと共に育ち、素養を認められた事でシルバー・エッジへと入団した。

マリーから贈られた美しい宝玉が輝くサークレットを頭に装着している。
また武器として戦槍旗を愛用しており、旗の部分を翻して姿を隠しつつ槍術と光系魔法を織り交ぜて戦う。

自分を救い、温かく接してくれた正しき隣人の会やそれに関わる人達には強い恩義を感じている。
また自分の人生を大きく狂わせた魔物への強い憎悪を持ち、それらを地上から排除しなければならないとの使命感に燃えているようだ。


【聞いた話】
フェスは魔物を操っていたと思われるドワーフの一団によって拉致されていたとの事。
(魔物は用済みだったのか、ドワーフによって始末されていた)
そして当時まだ駆け出しで魔物退治に勤しんでいたヴィンセントに救助依頼が舞い込み彼はそれを承諾、単身でドワーフ集団の元へと向かったようだ。

遭遇時にドワーフ達はフェスを保護しただけと喚いていたが、幼体を数匹斃すと本性を現し武器を向けてきたのでそのまま殲滅したと説明されている。
なお、フェイスフェル自身は教会の神官達による『精神治療』によって幼少時の事を殆ど憶えていない。


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最終更新:2023年12月21日 00:02